レビューで想像してたよりも貝殻がサイコだったので、病み系ぶっちぎった印象を受けました。芸術家気取りの所とか、いやいやアホか!と突っ込み入れながら殴りたくなりました(笑)でも主人公にも若干イラッとして、もっと警戒しろよ〜何で付いてくんだよ〜と
思ってしまった。結局、先生は真っ当な人生を送り、主人公は先生の夢を抱きつつ生きていってますね。貝殻の過去は知らないが、己の虚しい人生を他者を破壊する事で特別な物にしたかったのかも。まぁ、破壊できたと勝手に確信して死にましたが、主人公も多少は歪んでも生きてますし、心に浮かぶのは先生の幻想でしょう。貝殻が願った事は叶わずに終わったなら、貝殻の死も芸術には寄与せずに単なる虫けらみたいな死に帰結したのかな、カイガラムシみたいに。(カイガラムシは潰すとブチュと紅い色が出て気持ち悪いのを思い出しました)貝殻の野郎ざまぁみろと思えたので、読後感は悪くないです(笑)
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