181ページ。
13作入り。普通の長さからショートまで、初期未発表作から複数の出版社掲載作に描き下ろしを加えた、なんかこう、色々とひっくるめた短編集。著者作品が好きな人は読んで損は無いと思います。
表題作は描き下ろし、6ページのショート
。短いながらも、くだらない笑えるホラーで一番好きです。これは星4つ。
『かげろうの日』(24p)もなかなか良く、小学生女子による劇の配役と恋をめぐる殺伐とした話でした。
そして、『真剣10代しゃべらね場』(8p)の元ネタ「真剣10代しゃべり場」って今はどのくらいの人に通じるでしょうか。あれはいろんな意味で恐ろしい番組だった……。
あとがきにかえての、おばけ漫画を描くことについての短文が、なんだかとても好きです。
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