短編が2つ入ってます。表題作と幼馴染の2カプになっています。表題作は自己表現や自分の感情にやや疎い夏生が、空腹で座り込んでいた啓介を拾って食事を振る舞うことから始まります。ままありがちな設定でありつつ、スッキリまとめてあります。穏やかに心を
通わせていく話が好きな方には良いかも。
幼馴染のお話は、ガキ大将で少し孤独だったカンちゃんと引っ込み思案で大人しいヒロのお話。カンちゃんの独占欲とそれを素直に受け取りきれないヒロのちょっとしたモダモダがあります。こちらもありがちな設定ですが、ほんのりビターかな。
2作品とも、大きな感情の揺れはない気がしますが、サラッと息抜きしたい時には良いかもしれません。私は結構好きでした。作画への熱も感じたので、それも含めて☆4で(^^)
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