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ノスタルジックでファンタジック、児童文学の趣ある、うっかり屋の少年が夏休みに遭遇した植物がらみの不思議なお話。かわいい絵柄に細かい描き込み、小学生男子らしい主人公、素直な話運びが良かったです。
植物園の園長さんが、主人公
の持っているトケイソウを交換してもらうエピソードが好きです。
陰のない作風で、ひねくれものの自分には少々平面的に感じられたのと、序盤で友達が名前付きで登場していたために「映画のドラえもん」的な友情話を期待してしまったのもいけなかったかもしれません。及ばずの星4つ。
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