あとがきにデビューコミックって書いてあるのですが、まじですか!
絵もコマ割りもキャラの動きもめっちゃウマいんですけど!!
目次にたくさんタイトル並んでいますが、5つのお話が入っています。
私が好きなのは、
「ホワッツ ユア ネー
ム」→「コールマイネーム」→「そのご」
のコンビニバイトくんとお客さんのお話と、
「MILK」→「SUGAR」→「大晦日」→「SUGAR SUGAR SUGAR」
の表題作にもなっている幼なじみ同士のお話で、これは★5。
「十五歳」は私の嫌いな女みたいな受け(エロはないから受けかはわからないけど)
が登場するのでいまいちで★3。
「虹の残り香」と「冬を待つ季節」は不思議系。
嫌いではないけれど、惹かれ度合いでは弱く★4。
最初にあげた2作が好きなのは、
男二人とも、少女・女性マンガの主役級男キャラで、
つまり女っぽいところが全くなく、かつキャラが活きてるところ。
魅せる絵、崩す絵のバランスがとってもうまいし、
キャラの動きがとにかくいい。
エロシーンでもキャラに色気があってよいです。
好きな2作でまるっと1冊読みたいです。
追記:
好きな2作があんまり気に入ったんで、
この作家さんの他の作品も漁ってみたのですが、
なんか絵のタッチも変わってるし、
立ち読みを読んだ印象も普通になってるんですね。
なんでなのかしら(泣)。
デビュー当時(2006年頃)の絵のタッチで、
この2作のようなキャラが活きる(他のBLとは違う)お話を描いて欲しい〜。
少女マンガでも通じるキャラとコマ運びですね。
一度総合で★4つけたけど、好きな2作品が自分で思っている以上に
ハマってることに気づき★5にしちゃう。
総220ページ。
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