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作品内容

教会暦526年――。世界には魔女がいて『魔術』が普及していた。そして、世界はまだ『魔法』を知らなかった。そんな時代、人々に”獣堕ち”と蔑まれる半獣半人の傭兵がいた。日々、魔女にその首を狙われ、人間になることを夢見る彼だったが、ある日森で出会った美しき魔女がその運命を変える。 「――戻りたいのか? 人間に。だったら傭兵、我輩の護衛になってくれ」 ゼロと名乗る魔女は、使いかた次第で世界を滅ぼす可能性すらある魔法書【ゼロの書】を何者かに盗まれ、それを探す旅の途中だという。傭兵は、ゼロの力で人間にしてもらうことを条件に、大っ嫌いな魔女の護衛役を引き受けるのだった……。2人は【ゼロの書】のカギを握る魔術師 “十三番”を追って王都を目指すのだが――!? 禁断の魔法書をめぐって絡み合うそれぞれの思惑! 気高き魔女と心優しき獣人による極上ファンタジー登場!!

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作品ラインナップ  11巻まで配信中!

  • ゼロから始める魔法の書

    590pt/649円(税込)

    教会暦526年――。世界には魔女がいて『魔術』が普及していた。そして、世界はまだ『魔法』を知らなかった。そんな時代、人々に”獣堕ち”と蔑まれる半獣半人の傭兵がいた。日々、魔女にその首を狙われ、人間になることを夢見る彼だったが、ある日森で出会った美しき魔女がその運命を変える。 「――戻りたいのか? 人間に。だったら傭兵、我輩の護衛になってくれ」 ゼロと名乗る魔女は、使いかた次第で世界を滅ぼす可能性すらある魔法書【ゼロの書】を何者かに盗まれ、それを探す旅の途中だという。傭兵は、ゼロの力で人間にしてもらうことを条件に、大っ嫌いな魔女の護衛役を引き受けるのだった……。2人は【ゼロの書】のカギを握る魔術師 “十三番”を追って王都を目指すのだが――!? 禁断の魔法書をめぐって絡み合うそれぞれの思惑! 気高き魔女と心優しき獣人による極上ファンタジー登場!!
  • ゼロから始める魔法の書II ―アクディオスの聖女〈上〉―

    590pt/649円(税込)

    人々が未だ“魔法”の存在を知らない時代。 世界を滅ぼしかねない魔法の指南書【ゼロの書】を生み出してしまった魔女ゼロ。彼女は、取り戻したはずの【ゼロの書】に複写本が存在する可能性を知り、獣の傭兵とともに魔法拡散を止める旅へと出発する。 大陸全土の噂と富が集まる海路の重要拠点、クレイオン共和国を訪れたゼロと傭兵。彼らは”神の奇跡”で市民を病から救うという、美しき聖女の噂を耳にするのだった──。 きな臭い“神の奇跡”にゼロの魔法が関わっていると踏んだ2人は、市民からの絶大な支持を集める聖女を追い、広大な湖の上に浮かぶ聖都アクディオスを目指すのだが!? “魔術”から“魔法”への大転換期を駆け抜ける、大反響の魔法書ファンタジー第2弾!!
  • ゼロから始める魔法の書III ―アクディオスの聖女〈下〉―

    570pt/627円(税込)

    ゼロが生み出した“魔法”の恐怖は、世界へと拡散する……。 世界の均衡を脅かすほどの力を秘めた魔法の教本【ゼロの書】、その複写本が各地に流出したという噂を知ったゼロ達。彼らは写本回収の旅の途中、“神の奇跡”を操り、民の病を次々に癒やすという、聖女フェーリアと出会う――。 “奇跡”の舞台である聖都アクディオスに潜入した彼らは、ついに聖都が隠し続けた闇の一面を目撃したのだった。真実を知ってしまったゼロと傭兵。彼らは、聖女の暗殺未遂という事実無根の罪を着せられ、命からがら逃げ出すのだが――。 大反響を呼んだ第20回電撃小説大賞の《大賞》受賞作。“魔術”から“魔法”への大転換期を駆け抜ける、世間知らずな魔女と獣の傭兵の魔法書ファンタジー、第3弾!
  • ゼロから始める魔法の書IV ―黒竜島の魔姫―

    610pt/671円(税込)

    世界を破滅へと導く【ゼロの書の写本】を作り出し、世界へとばらまいた謎の組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉。 稀代の天才魔女ゼロと獣の傭兵は、その組織の情報を得るためゼロの故郷へ向かうのだが……その途中、2人が乗る貨物船は大海原の嵐にのまれてしまう。 ――命からがら辿り着いた地。そこは、神聖な竜が住まうと伝えられる“黒竜島”という名の火山島だった。 【ゼロの書の写本】の回収を急ぐ中、思わぬ足止めをくらう2人だが、その島には“魔法”が普及した国家が存在していて……。
  • ゼロから始める魔法の書V ―楽園の墓守―

    570pt/627円(税込)

    【ゼロの書】の拡散を目論む謎の組織〈不完全なる数字〉の調査のため、海運国家テルゼムを訪れたゼロたち。しかし、そこにはゼロの名を騙り、村々を襲う銀髪の魔女の噂が駆け巡っていた――。 ネズミの獣堕ちである少女リーリと出会い、その身をかくまわれつつ偽ゼロの影を追うゼロたち。そんな彼らの前に“ゼロの討伐”を命じられた教会の裁定官が現れる。 “背徳”の罪状を持つ裁定官。彼女は、美しき女性を墓に生き埋めにすることが趣味の“墓堀り人”なる人物で……。 くすぶり続ける魔女と教会の不穏な争いが静かに加速する、話題の魔法書ファンタジー第5弾が登場!
  • ゼロから始める魔法の書VI ―詠月の魔女<上>―

    570pt/627円(税込)

    “魔女”と“教会”を凄惨な戦争へと導こうとする謎の組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉を追うゼロと傭兵。わずかな手がかりを追い、ゼロの故郷である〈弓月の森〉を訪れる一行だったのだが――“十三番”の名前を口にした瞬間、彼らは闇の中に放り出されてしまう……。十三番の操る“強制召喚”によってゼロたちが導かれた場所、それは魔法国家へと変貌を遂げたウェニアス王国だった! 国家主席魔法使いとなった詠月の魔女・アルバスと邂逅を果たす一行だったが、国とアルバスを取り巻く環境はどこか不穏な空気に包まれていて……。
  • ゼロから始める魔法の書VII ―詠月の魔女<下>―

    570pt/627円(税込)

    「これより、世界を破壊する」 そうして――。世界は一夜にして変化した。その夜、眩いばかりの満月を背に悠然と空を漂う魔女を多くの者が見たと言う。そして、その言葉をきっかけに、ありとあらゆる獣堕ちたちは――。魔法国家へと変貌を遂げたウェニアス王国へと舞い戻り、主席魔法使いとなったアルバスと再会を果たしたゼロたち。国がきな臭い空気に包まれるなか、彼らの前に現れたのは、教会と魔女を五百年ぶりの聖魔戦争へとたきつけようとする組織〈不完全なる数字(セストゥム)〉の長、“あの方”だった。その正体が明らかになる時、世界は破滅と再生へと舵を切る――。
  • ゼロから始める魔法の書VIII ―禁書館の司書―

    590pt/649円(税込)

    泥闇の魔女による悪魔召喚で、世界の半分が崩壊した。世界を救う決意をしたゼロ達は、教会騎士団とともに、北の地にあるという祭壇を目指す事に。しかし遠征部隊の隊長であるジェマは、“黒の死獣”に父を殺された過去を持っていた。しかもジェマの従卒は、傭兵の過去をよく知る男で――? どうにか傭兵が“黒の死獣”である事実を隠したまま北へと進軍するが、荒廃した世界を進むうち、教会騎士団は統率を失い始める。「隊長は魔女におもねっている。教会騎士団を率いるのにふさわしいとは思えない」副隊長である老兵、レイラントに強く糾弾され、部隊との決別を余儀なくされるジェマ。兵の信頼を取り戻すため、ゼロ達はジェマとともに、悪魔が待ち受ける〈禁書館〉を目指すことに。そこでゼロが出会う人々とは? また、待ち受ける悪魔とは――?
  • ゼロから始める魔法の書IX ―ゼロの傭兵〈上〉―

    570pt/627円(税込)

    〈禁書館〉で下した悪魔“万里を掌握せし千眼の哨”の力で道の先を警戒し、北のノックス大聖堂へとたどり着いたゼロと教会騎士団一行。悪魔と天才魔女のおかげで行軍は順調に進み、隊長のジェマをはじめ、騎士団のゼロたちへの意識は変わりつつあった。ノックス大聖堂の主教様へのお目通りにジェマが向かう間、傭兵たちは混乱を招かぬよう街の外で待機することに。しかし、血相を変えて戻ってきたジェマが告げたのは、救うべき“代行様”に関する真実だった。一方ゼロは、教会騎士団を無事送り届け任務が完了したことで、改めて師匠の元へと向かおうとしていた。既に居場所も把握しており出発しようとすると、思いがけず、主教と面会の機会が設けられる。それを快く思わない近衛騎士隊長のオルルクスは、なにやら不穏な動きを見せるのだが……。つかの間の平穏を楽しむ傭兵に、魔女であることを思い悩むゼロが告げたのは──。
  • ゼロから始める魔法の書X ―ゼロの傭兵〈下〉―

    570pt/627円(税込)

    ゼロとの離別により心身共に傷を負った傭兵。自由の利かない身体に苦しむ姿に仲間達は手を差し伸べるが、傭兵はそれを拒絶し、ゼロを追いかけるべく一人で町を飛び出してしまう。命を投げ出すような傭兵の行為に激怒する神父だが、その揺るぎない決意に根負けし、傭兵を町から正式に追放する決意を固める。館長の助言に従い、“泥闇の魔女”と敵対する悪魔達の力を借りる決断を下した傭兵だが、悪魔と勝ち目のない交戦をする絶望的な事態に。しかしそれこそが、館長の狙いだった。ゼロと傭兵が旅の果てに知る、世界の真実とは一体──。

レビュー

ゼロから始める魔法の書のレビュー

平均評価:5.0 7件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 逐次的な手順
    電次さん 投稿日:2023/4/23
    人になるという目的のために、不倶戴天の敵である魔女と組む半人半獣の傭兵。彼の旅は常に苦難とともにあり、魔女との同床異夢たるその道は長く険しいものだ。しかし、誰にも枉げることのできないその意志は、希望と可能性を感じさせるに足る力に満ちているで はないか。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) 素晴らしい!
    百花さん 投稿日:2015/10/19
    はっきり言うと、私がこの本を買ったのは、イラストレーターさん目当てでした。 私は、艦これが元々大好きでファンでした。 特にしずまさんの絵が大好きで、Twitterもいつもチェックしていました。 そんな時にこの本に出会いました。私は表 紙に一目惚れしてこの本を買ってしまいました。 いざ読んでみよう!と、読んでみるとその世界観にひかれ、1日ずっとこの本を読んでいました。 大袈裟と思うかもしれませんが、本当にいい本です!是非読んでみてください! もっとみる▼
  • (5.0) とりあえず勧めるラノベのひとつ
    たまごさん 投稿日:2019/4/26
    主人公であり魔女であるゼロ、虎の獣堕ちである傭兵が魔女と教会との争いを大きくしているゼロの書を取り戻そうとすることから始まる冒険潭。 キャラの名前が職業や体質を表すもので呼ばれる上にメインキャラは少ないためか覚えやすいです。 ラノベを読 みたいけど、キャラ数が多くて覚えられないという方におすすめです。 もっとみる▼
  • (5.0) 獣落ち
    串焼き砂肝さん 投稿日:2020/9/16
    ファンタジー小説が読みたい気分の時に買いました。 魔法を作った魔女と傭兵の獣落ちの物語。 獣落ちの主人公が最終的に元の人間に戻れるのかな〜とか読み進めています。 世界観も中世ヨーロッパみたいで面白いです。 世間しらずで食いしん坊の魔 女にもほんわかします。 お勧めの本です。 もっとみる▼
  • (5.0) テンポ良く面白い!
    けーさん 投稿日:2019/2/16
    テンポ良く進む展開にどんどん世界観に引き込まれていきます。挿絵がちょっとイメージと違うかな?と思う所はありますが、様々な障害を乗り越えつつ登場人物たちが関係を深めていく姿はとても魅力的です!
  • (5.0) アニメもいい出来ですね
    Bacさん 投稿日:2017/6/10
    内容もですが、 キャラクターもそれぞれ魅力があって いつも新刊が楽しみでしょうがないです。 最近アニメも始まって 早速見ましたが原作感壊すこと無く かなり出来上がってますねぇ

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