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言ノ葉ノ世界
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言ノ葉ノ世界

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作品内容

生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。 ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。 仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。 まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、そんな自分に苛立った仮原は、 藤野がゲイであると知り、偽りで彼に「好きだ」と告げるが……。 名作「言ノ葉ノ花」スピンオフ登場!!

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  • 言ノ葉ノ世界

    560pt/616円(税込)

    生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。 ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。 仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。 まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、そんな自分に苛立った仮原は、 藤野がゲイであると知り、偽りで彼に「好きだ」と告げるが……。 名作「言ノ葉ノ花」スピンオフ登場!!

レビュー

言ノ葉ノ世界のレビュー

平均評価:4.1 17件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 表紙から攻めはもっと歳上かと思っていた
    かいなしれいなさん 投稿日:2023/10/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 ついでにヤクザか?と思っていましたが、違いました。でも、歳若いわりに落ち着いてて、かと思うと物凄い幼稚なとこあったり、チグハグな印象を受ける攻めです。ケータイ河にぶん投げて、捨てたフリは近年稀に見るクズっぷり。前作のヨムラさん、もしかしたらこういう道を行った可能性もあるのか…と思いながら読みました。小出しに占い師の人となりがわかっていくと、どうしても前作の受けチラついたんですが、やっぱり意図的なものだったようです。この件について、あとがきで補足しなくていいと思うんだけど、何かと口うるさい読者のために書いてくれたのかもね笑後半も攻めはグルグルしてたね〜この作者さんはグルグル思考が長いなぁ。2人の仲を深めるために奮闘する微笑ましい攻め、かわいい攻めがもう少し見たかったかな?なんか、前作同様後半で一段盛り上がりに欠けます。心を半分残したままの時はあまり思わなかったんだけど、読み返してみたらアレもそうなんだろうか?受け視点も少しあれば読んでみたかったな。なんか、いい子ちゃんすぎて心配になる子だな。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 言ノ葉シリーズ(?)2作目
    satoさん 投稿日:2023/6/9
    【このレビューはネタバレを含みます】 前作では突然「声」が聞こえるようになった主人公でしたが、今回は生まれつき「声」が聞こえています。 冒頭「声」を利用して賭け麻雀で儲ける仮原。 普通のギャンブル(競馬競輪等)では「声」は関係ありませんが、人が介在する麻雀はなるほどイカサマできますね。なかなか頭がいいw そして「声」を利用して身寄りのないお年寄りから金品をいただく詐欺まがいの行為で、雑貨屋さんの店舗兼住居と経営権をゲット。 さすが生まれた時から「声」が聞こえているだけあって、自分の力を利用して儲ける能力が凄いです。 口絵の印象では完全にヤ○ザだったので、これらの行為も当然と思っていましたが、読み進めると遺産相続は単なる偶然の産物に過ぎなかったのかな? とも思われます。 結局お年寄りに優しい仮原がなかなか憎めない人物で、心の「声」と実際の声がほぼ同じな藤野と出会い、(本人はなかなか認めませんが)恋をしていく中で、どんどん可愛くなっていく様子がすごく良かったです。 砂原さんの年下攻め作品を3つ連続で読んでいますが、どの攻めもなんだか憎めない可愛さがあって好き。 その中でもこの作品の仮原が最高に可愛い。 膝枕からの犬になりたい的夢だとか、受けの物になりたいとか…。 見た目に反する可愛さが本当にヤバい(語彙力低下) 最後は泣き落とし展開で落ち着きますが、根本的解決ではないなと思ったのも事実。 そんな不満を続編では解決してくれています。 前作同様「声」が聞こえなくなる展開かと思いきや、こちらはずっと聞こえています。 「声」を聞いていることを知られたくない仮原が、聞こえない電話に縋ってしまうのがまた可愛い。 どんどん臆病になる仮原をしっかり受け止めてくれる藤野の潔さも良かったです。 声に出さなくても気持ちが通じていることを、「便利だ」と言ってしまえる彼の強さが仮原にはかけがえのないものだろうな、とほっこりするラストでした。 ただ、最初から登場していたホームレスの占い師が大切に持っていた携帯を川に捨ててしまう(結局捨ててはいなかったのですが)シーンだけは酷いな、と。 占い師にも最後幸せが訪れた感じのラストだったので良かったですが、ちゃんと携帯を返すシーンが欲しかったかな。 続きを読む▼
  • (5.0) 泣いた
    ピカさんさん 投稿日:2022/3/14
    【このレビューはネタバレを含みます】 今回は前作のスピンオフ、心の声が聞こえる悪い攻、バージョンですね!泣きました。犬になる夢や、ひとつになりたいと切に願うシーンはボロ泣きです。心の声が聞こえる事をうまいこと使ってのらりくらりと生きている攻が、根からの悪人ではなく、心の声に傷付き疲弊していることは明らかで、そんな中出会った受と、えっどうやって恋仲になるん?と疑問を持つ程最初は悪態をついてるのですが…じわじわと惹かれていくのが本当にドキドキして、ちょっと攻めザマァのような展開には胸がギュウギュウとしめつけられ…それにしても受はこんな人間いるのか!?というくらい心のキレイな人ですが、さすがに心の声が聞こえると知って動揺して距離を置くようになる…良かった、ちゃんと人間だった!できたら受視点の葛藤なんかも読んでみたかった。何にせよやはりこのシリーズ好きなので続編も全て購入しようと思います。 続きを読む▼
  • (5.0) クズだけど憎めない
    asuntaさん 投稿日:2022/3/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 生まれた時から心の声が聴こえる仮原(クズ攻)×天然ど真面目な大学准教授の藤野(受)CPです。 仮原は読めば読むほど結構なクズなんだけど、どこか憎めないキャラ。散々悪態をつきますが、時に自然と優しい気遣いができるので救いも感じられます。そんな仮原にとって心と同じ声を発する藤野との出会いは衝撃でもあり歓喜でもあって。夢の中に出てきた犬は仮原の切なる想いがこめられていて、なんだか泣けてきました。 正反対の2人ですが、交流を重ねていくうちにお互いの良さを認め合い、ようやく心が繋がる一連の流れは読んでて無理がなくとてもしっくりきました。 不確かで時に揺さぶられてしまう心は脆く儚いですが、「信じる心なくしては心を通じ合わせることができない」という想いに到達した仮原はようやくクズ卒業かな。これは至言ですね、胸に沁みました。 続きを読む▼
  • (5.0) もう一回愛されよう
    クロエれおさん 投稿日:2021/7/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 声のせいで愛されることを感じられなかった仮原は藤野のお陰で愛される事を追体験していってるようです。 人を信じることの難しさ、信じる勇気。そんなことを拙いながらも手に入れようとする仮原が迷子の子供のように思えました。 藤野はなんか、特殊な感じなのですが、それが却って仮原を引き寄せることになったわけですね。 それにしても、僕を愛して!と言ってるようにしか思えなかった。仮原。藤野をかわいいといってるけど、ホントにかわいいのはあんただよ。ねえ。 続きを読む▼
  • (5.0) 大好き
    Riuさん 投稿日:2023/6/17
    大大大好きな作品です。 どうか一作目からみていただきたいです!! どうか…後生ですから… そしてネタバレを避けて読んでほしいですね。どいか…どうか… 欲を言えば、このメイン二人も続編もしくは短編集であまーいのが欲しいです!!

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