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本作品は諸般の事情により「2019年2月28日23時59分」をもちまして販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

堂野崇文は痴漢と間違われて逮捕されるが、冤罪を訴え最高裁まで争ったため、実刑判決を受けてしまう。入れられた雑居房は、喜多川圭や芝、柿崎、三橋といった殺人や詐欺を犯した癖のある男たちと一緒で、堂野にはとうてい馴染めなかった。そんな中、「自分も冤罪だ」という三橋に堂野は心を開くようになるが…。

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    堂野崇文は痴漢と間違われて逮捕されるが、冤罪を訴え最高裁まで争ったため、実刑判決を受けてしまう。入れられた雑居房は、喜多川圭や芝、柿崎、三橋といった殺人や詐欺を犯した癖のある男たちと一緒で、堂野にはとうてい馴染めなかった。そんな中、「自分も冤罪だ」という三橋に堂野は心を開くようになるが…。

レビュー

箱の中のレビュー

平均評価:4.8 14件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (3.0) 結局
    ルイジさん 投稿日:2019/1/26
    最後はどうなったんだろうと不思議。話は上手くておもしろいですが、途中で探偵の話になった。 堂野と喜多川の関係の結末が知りたいです。

高評価レビュー

  • (5.0) 星5以上!冤罪で狂う重い人生ドラマ 。
    lvivさん 投稿日:2017/1/23
    <注!:お得な講談社の文庫版は、同じ内容ではない可能性あり。詳しくは下記に> 261ページ、半分以上が表題作+脆弱な詐欺師(後日談書き下ろし)、2タイトル収録。 BLではあるけれど、そう思えないほど読み応えのある重厚なテーマとス トーリー。 老若男女、読者層を選ばず魅了される作品で、作者さんらしい素晴らしさを堪能できる。 これ1冊でも読めますが、続編で檻の外があります。 おそらく読んだ方は、絶対、その後の話も読みたくなる! 痴漢の無実を最後まで主張したことで、軽い罰金ではなく最高裁の実刑判決。 冤罪により主人公の人生が大きく変わるところから物語がはじまります。 真っ直ぐな性格だけに身も心もボロボロ。。 不運を回避する術のないやるせない運命に、冤罪の怖さと憤りを感じました。 刑務所内で他人が信じられず、厳しい規律と懲罰を恐れる中での人間模様。 養育環境からか普通の感覚と違う喜多川の、子供のような反応がいじらしく怖かった。 後日談は喜多川出所後の話。 書き下ろしといっても一冊の半分弱のページ数で、ボリュームもあって読み応えのある内容です。 一途さが切なくて、泣きたくなる。。 探偵の矮小さが、普通の人間の等身大な弱さに見えました。 本作だけではBLとしては寂しい展開です。 続刊でもストーリーは重いですが、もう少しBL読者が読んでほっとするシーンもあるので、BL読む方には特に続刊も読んでください! というより、Holly NOVELS発行の2冊(続刊の檻の外その同時収録の後日談書き下ろしを含む全て)を読んで、本作の人生ドラマの奥深さを堪能できます。 <文庫版について余談・重複購入の注意> 前回、作者さんの有名作美しいことを買うにあたり散々調べましたが、読者投稿で講談社文庫版では(少し?)改稿がある、後日談の収録がない、という情報がありました。 講談社文庫は一般書なので割安にはなりますが、私は元のBL誌掲載文で&後日談も確実に漏れなく全部読みたかったので、作者さんの作品は全てHolly NOVELSで買うことにしました。 本作では講談社文庫との違いは調べてません。 どちらを買うかは、各個人で違いのあるなしに注意して判断されることをオススメします。 もっとみる▼
  • (5.0) 星10以上!
    おもちさん 投稿日:2018/6/21
    2回目なので流石に冷静に読めるかな?と思ったけど、やっぱりダメ…冤罪で服役した堂野の苦しみが痛いほど伝わる木原さんの(ドエスな)素晴らしい描写に圧倒され、喜多川の堂野への愛(時にゾッとする程)に涙が溢れる。 後半の大江という探偵のスト ーリーが秀逸も秀逸!! ここでの喜多川のセリフが一言一言ハッとするようなものばかりで…ほんと真理を突いてくるっていうのかな、泣けました。 堂野を捜すために全てを捧げる喜多川と自己保身の塊のような大江。2人の対比が上手すぎて…大江の醜い小悪党っぷりが引き立っていて最高?です。 同じくこのストーリーに欠かせない芝と共に大江には助演男優賞をあげたいくらい。 もっとみる▼
  • (5.0) 決してサクサクは読めない
    wtreeさん 投稿日:2017/3/12
    汗とか便臭とか、カビっぽい布団とか、ほんとニオってきそうな文章です。獄中モノの中でもおそらく、かなりえげつない部類のストーリーです。 『檻の外』という“その後”があると知っていたから読めたと言っても過言でないです。 表題作と、出所後の話 と、どちらも収録されてますが、どちらも読後はスッキリサッパリ良い感じ♪とはとても言えない重いもの。人生が、純愛が、過去が未来が全てが重い。。この重さを背負ってそのまま、続編にいきましょう……。 もっとみる▼
  • (5.0) すごい
    レイテンゴさん 投稿日:2017/9/7
    痴漢冤罪は誰にでも起こりうる身近な問題だからこそ怖いです。無実であることを訴えても刑が科されていく。正直者が馬鹿を見るなんて理不尽極まりない。堂野が刑務所に入り出ていくまでが描かれています。普通のオトコ堂野と感情が欠落したオトコ喜多川。純粋 がゆえに興味を持った相手が気になり、喜ぶことを一生懸命にやろうとする喜多川が切なかった。人間の弱い部分も出てくるので容赦のない描写に心が揺さぶられます。 もっとみる▼
  • (5.0) 素晴しい作品です。
    らむさん 投稿日:2015/11/9
    この作品はBL作品としてではなく、一つの作品として、読んで、いろいろ感じてもらいたいなと、自分もこのレビューでは書ききれない、いろんな感情がこみあげて、何とも言えない気持ちです。もしかしたら、実際に、こういう事実があるのではないかという、リ アルさに、人間として、考えさせられる作品だと思いです。この二人のその後のことが書かれている「檻の外」も読みたいと思います。 もっとみる▼

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