全268ページ。イラストなし。30歳×17歳。現代舞台の孤独な箱入り少年が花嫁のストーリーです。受が儚くも綺麗な見目の純粋無垢の健気属性とくれば予想はできますが不憫受です。攻は気難しい口下手で、あまりの態度に年の差の設定を忘れるほどです。そ
んな攻なので陳腐な理由では受への態度について納得できずもやっとしそうだなと思っていましたが、これがすんなりと府に落ちました。無理矢理感もあまりなく良い意味でするっと読めてしまい作者様の展開の巧さを感じました。健気不憫受ものの王道ストーリーですが、それが好きな方にドンピシャな作品です。誤字なのか誤植なのか、変換ミスがいくつかあり、表紙が綺麗なだけにイラストがないのが残念でした。お勧めです。
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