魔女という設定が魅惑的で、現実とそうでない世界とが混ざり合ったストーリーに惹きつけられました。基本は、大学の准教授浅葱によって、封じ込められていた魔女の力を引き出されていく司。と、冒険物語にも感じますが、そこは全く違います。西野先生ですから
、そういうスリルあるストーリーを絡めながらの、基本は浅葱が司を溺愛するエロティックな世界が広がります。司が魔女として目覚めていくと同時に、1人の人間として逞しくなっていく様子が逆にいじらしくて、可愛さが溢れていました。そして司の支配者だったような浅葱が、司を心底求める姿にきゅん。西野先生の魅力を堪能できる作品です。イラストが笠井先生というのが、もう作品の魅力倍増です。西野先生の作品には笠井先生。最強です。
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