ファインダーシリーズが大好きで、コミック版の方は全て読んでしまって、どうしようこれから…と思っていた所で、この小説版を見つけました。これを読んで、麻見様と黒田さんのつながり、というか絆に納得!高校生の時にこんな事があったら、黒田さんは一生麻
見様について行くでしょう〜。秋仁も二人の関係を疑っていますが、もうこれは究極の友情じゃないかなぁと思ってしまいました。この作品では麻見様の家庭の背景なんかもわかったし、ケンカがめちゃくちゃ強いとか料理が上手とかがわかって嬉しかったです。あと秋仁のランドセル姿や学ラン姿も見れて最高!またファインダーの真実、ネイキッドトゥルースで秋仁を助け出した直後の麻見の心情が細かく描かれていて感慨深かったです。[この俺だけを愛するように…]とか[自分がまさか愛などという情動によって翻弄される日が来ようとは…]の様に麻見様から"愛"という言葉が出てくるとは(もちろん口に出して言っている訳じゃないですが)意外でしたが感動しました!秋仁には不思議とひとを魅了するなにかが備わっている、と思っているところをみると、もうこれは秋仁にメロメロと言っても過言ではないでしょう。そんな麻見様の心情が覗けただけでも、この本を購入して良かったと思いました。
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