一推しを、わざわざ上に書いたのは、私は個別に、レビューしていて、「氷の伯爵」4、「十二ヶ月の恋人」3、「不公平な恋の神様」5であるのに対し、2020/05/31現在、順に3.7、4.1、4.0が世間の個別評価(3作セットのこちらは12件で4
に届かず3.9)。アリスン先生の「氷の伯爵」のレビュー数には驚かされる。長く人気作品として、作品を選ぶ画面のハーレクインのところで固定席のように一位人気として、相当長い期間出ていたからかと思うが、とある作品に見られる、やらせ疑惑のレビューを集めているということでは、全くなさそう。
ついていけない描写が少しあって、言葉遣いにたまに違和感があって、独特の感性で表現されるのが少し私の肌合いにズレを感じ、微妙に気になる。
氷のーでは、夫婦に起こる山谷の目まぐるしさが、落ち着きのなさを感じさせてしまう。
十二ヶ月ーは少し歯切れの悪さを感じる。
不公平なーは、処女こだわりが煩わしい。HQには重要な、キーファクターになっているが、本作ではそこまで度々強調する必要性を感じなかった。しかも、自分の中での台詞で収まるものについて。
沢山の読者が居ても、レビュー投稿数と比例とは普通なら単純に考えないが、アリスン先生の作品レビューを発信する人がこんなにも多いことからは、アリスン先生には熱が入ってる固定ファンが多いのだなと、改めて驚かされてしまう。総計400近い数値は立派だなと感心。個性のある絵ってやはり強いなと思う。その意味ではさちみ先生も、藤田先生、麻生先生(もっともっと大勢いらっしゃるけれど割愛)みんなご自分の作風があって、HQでそれぞれを楽しむことが出来る。
私は雪の別荘でのひとこまが二人を恋人にした不公平なーが最もロマンチックだと思っている。さりげないじゃれあいが楽しそう、というのが実は最もひかれる。
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