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女性マンガ
アイシテル ~絆~(1)
2巻完結

アイシテル ~絆~(1)

690pt/759円(税込)

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作品内容

ぼくのお兄ちゃんは人殺しです。――年の離れた優しい兄を父母よりも慕う幼い弟。無垢な子どもの瞳が真実を知る前に、兄は姿を消した。それが弟の心に大きな傷となって残るとも知らずに……。やがて、兄が少年時代に犯した「殺人」という恐るべき罪を知り、その業を一身に背負うことになる弟の運命は――!? TVドラマ化された『アイシテル―海容―』の続編にして、まったく新しい兄弟の物語。

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • アイシテル ~絆~(1)

    690pt/759円(税込)

    ぼくのお兄ちゃんは人殺しです。――年の離れた優しい兄を父母よりも慕う幼い弟。無垢な子どもの瞳が真実を知る前に、兄は姿を消した。それが弟の心に大きな傷となって残るとも知らずに……。やがて、兄が少年時代に犯した「殺人」という恐るべき罪を知り、その業を一身に背負うことになる弟の運命は――!? TVドラマ化された『アイシテル―海容―』の続編にして、まったく新しい兄弟の物語。
  • アイシテル ~絆~(2)

    690pt/759円(税込)

    おまえ自身は、善人か? ――“殺人犯の弟”という大きな十字架を背負って生まれてきた裕二(ゆうじ)。人との絆を結ぶことができない彼も、心に愛を灯す存在と出会い、一歩ずつ幸福へと歩みだした。しかし、幼き日に姿を消した兄との愛しい記憶が彼を縛り続ける……。ただ生きることが、こんなにも苦しい……。殺人を犯したかつての少年と、その弟の運命の物語、完結。

レビュー

アイシテル ~絆~のレビュー

平均評価:4.2 40件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (3.0) 続編
    ぱーるさん 投稿日:2021/5/14
    アイシテル海容の続編です。前作と違いこちらは加害者側の話です。加害者は一生加害者、加害者家族は一生加害者家族、これは絶対に変えられないことであり背負っていくしかない。

高評価レビュー

  • (5.0) 心が揺さぶられました
    はとさん 投稿日:2016/5/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 普段は広告で表示されて気になったタイトルを、無料立ち読みするくらいでしたが、 こちらの作品は何故か続きを読まないではいられず、会員登録&全巻購入してしまいました。 流行りの絵柄ではありませんが、とても読み易く、一気に読めました。 この長さとは思えない読後の満足感を感じられたのは、内容に無駄がないからだと思います。 読んでいる途中も、何度も涙ぐみ、堪えられない所もありました。 私が1番感情移入というか、同情してしまったのは、加害者側の母親です。 『一生懸命やっているのに、何で報われないの?』 これって、ほとんどの人間が抱える悩みだと思います。 このお話では、“息子が殺人を犯してしまうという、ある意味理不尽な仕打ちを受けてしまう母親“といった、 普通に考えると非現実的な出来事で、あくまで他人事として捉えてしまいそうなキャラクターなのですが、 描き方が上手なのでしょう。気が付けばどっぷりと感情移入させられていました。 長くなってしまうので、この辺にしておきますが、被害者側の母親は人徳者ですね。 でも、自分だったらここまでの境地には辿り着けない。 どちらかと言うと、被害者側に焦点が当てられたお話なので、この展開は良いのだと思いますが、 実際は容易なことではないと思います。 いずれにしても、とてもオススメのお話です! 何より、キャラクターへの愛が感じられました! 殺人事件の被害者、加害者を取り扱った作品を、他にも読んでみたいと思いました。 作者様。素晴らしい作品をどうもありがとう。 続きを読む▼
  • (5.0) 涙が止まらなかった。
    さきたろさん 投稿日:2016/5/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 前シリーズを読んだ時に、私が被害者の親だったらまずその犯人の子ではなくその親を恨むだろうなと思った。祐一が例えばすでに高校生とかだったら、すでに善悪がついてるであろうしそしたら祐一本人を恨むと思うが、まだ彼は当時小学6年生。そのくらいだと親が全てであろう。やはり犯人の子よりその親が罰を受けるべきだと思った。祐一が今シリーズでずっと罪の意識を持ち続けていたから、結果よかったのかなとも思ったが、結果祐一以上にその弟祐二に救われたのは、親の方なのだ。祐一はきちんと更生して結婚して子をもうけていたらそれこそキヨタンの母の言うとおり、天寿を全うしていたんじゃないかと。親が祐一のためにもうけた子がかえって祐一を縛り続けてしまったのではないかと思うと、なんとも可哀想で。しかし前の方がおっしゃっているように、世の中この物語ほど甘くはなく、殺人を犯した子供がここまで罪の意識を持ち続けることは多分ないでしょうね。そういうことからもおおいに考えさせられる作品でした。 続きを読む▼
  • (5.0) 傷負い人が救われるとは
    青山さん 投稿日:2016/5/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 深い。深過ぎる! 事件の後、傷を抱えた人々はどう生きていったのか。 最も罪深き彼については事細かに描かれていない分、色んな読み方が出来ると思います。 最も愛した弟の、散々な目に会いながらも乗り越え一人前になった弟の「一緒に生きよう」の一言で救われたと思いました。 「全てを受け入れる」に等しい一言が、あの日受け入れてもらえなかったことが全ての発端になってしまった彼を癒やしたんだと。 その夜、罪に気付いてから初めて夢も見ないで眠れたんだろうなと思うと泣ける。 そしてその眠りは、翌朝から再び贖罪の旅をゆく彼への天からの餞。 彼の祈りがいつか通じることを願ってやみません。 続きを読む▼
  • (5.0) 終わらない苦しみ
    ひろみ**さん 投稿日:2011/9/3
    人を殺めて刑法上は裁きを受けたが、世間は許してくれない。 加害者家族は世間を転々としながら、仲良く暮らしていた。 家族に愛されて育った裕二は、自らの出生前の事件を知り困惑、怒り、悲しみ、恐れに悩む。 裕二は、まだ救われる最後で したが、裕一は死ぬまで殺人犯、贖罪の気持ちで生きていかねばならない。当然なのだが、辛さ苦しみが伝わり、私も苦しかった。 さほど多くない話数だけど、心にずしっと響きます。 自分の語彙じゃ上手く伝えられませんが、読んで損はしません! もっとみる▼
  • (5.0) 悲しい…
    まるさん 投稿日:2016/5/3
    悲しい…悲しい…悲しい 人を殺したらそれしか言いようのない世界なんだと… ショッキングではあるが、前の話と合わせて将来子どもに読ませたいと思いました。 私自身、もちろん人を殺したらいけないとわかっていましたが、本当の意味でわかっていな かったように思えたほど。 大人にも、子どもにも読んでほしい。 萩尾望都さんをリスペクトされているのでしょうか、この作者さんは絵もコマ割りもセリフもぜんぶが流れるように美しく、読みやすい。 スッと人の心に入ってくる、素晴らしい作品です。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

殺人を犯した兄とその弟に待ち受ける運命
分析:さーちゃん(シーモアスタッフ)
主人公・裕二には年の離れた優しい兄・裕一がいましたが、兄は少年時代に殺人を犯しており、ある日突然裕二の前から姿を消してしまいます。裕二は加害者の家族というレッテルを貼られ、世間からも色眼鏡で見られるようになり…。前作『アイシテル~海容~』の続編。本作では少年時代に殺人を犯してしまった兄の年の離れた弟を主人公にした加害者家族のその後が描かれています。人を殺めてしまうという罪の重さ、そして加害者家族に対する世間の風当たりの強さを改めて実感するでしょう。加害者家族の苦悩についてしっかりと考えさせられる内容になっているので、涙なしには読めません。野口家が、少しでも幸せになれることを願わずにいられません!講談社『BE・LOVE』で連載されていた伊藤実先生による作品です。2011年にはスペシャルドラマとして映像化されました。大好きな兄が起こした事件を知った弟…彼らのその後が気になるなら、ぜひ読んでみて。

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