えー!どうしてこんなに評価低いの!!
だいぶ古い作品になってきてるし、色んな主人公が出てくるので、合わない方もいるのかも‥
でも、最終巻に収録されている「灯」だけは絶対に読んで欲しい‥これは傑作です。前作から10年経って発表された作品で
す。
実の母親に捨てられ、母親の再婚相手の継父(須田純)と住む娘(佳野)の物語。いくえみ男子の中でも、この須田純がダントツに好きです。この物語がなぜ面白いかというと、須田純の存在につきます。ほーんと彼に恋に落ちます。だからこそ言いたい。「えっ超えてるか?!」←疑問の理由がネタバレになるため、読んだ方と共有したい内容です笑
出来れば下情報なしに読んで欲しいのです。少しでもネタバレすると面白さが半減します。この物語ラストのモノローグを思い出すだけで泣きたくなります。これを描きたいがためにいくえみ先生は今までこの長きにわたる作品を描いたのではないかと思うほどです。
これが載ってる別マはいまだに捨てられません。
昔の単行本には掲載されていたキスミークイックというこれまた面白い作品が完全版から抜けちゃってるのがとても残念ですが、世界観が違うから仕方ないか。この作品も最高でしたが、やはり「バラ色の明日」のラストを飾るべき作品は、この「灯」でしかないのです。
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