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BLコミック
ラクダ使いと王子の夜
1巻完結

ラクダ使いと王子の夜

638pt/701円(税込)

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作品内容

ここは本当におとぎ話のようだよ。寝床はふかふかで、おいしい料理は食べきれないほど。おふろは薔薇の香りがするんだ。――でも、ここは僕の生きる場所じゃない。キャラバンの孤独な少年が、砂漠で出会ったのは王子様でした。素敵な夢があって、努力家で、とても優しい王子様。知れば知るほど、つのる想いを止められない少年でしたが、出て行く決心をして――。広い夜空に瞬く小さな星のような、慎ましくも純粋な恋のおとぎ話。 ※本作は短編集です

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • ラクダ使いと王子の夜

    638pt/701円(税込)

    ここは本当におとぎ話のようだよ。寝床はふかふかで、おいしい料理は食べきれないほど。おふろは薔薇の香りがするんだ。――でも、ここは僕の生きる場所じゃない。キャラバンの孤独な少年が、砂漠で出会ったのは王子様でした。素敵な夢があって、努力家で、とても優しい王子様。知れば知るほど、つのる想いを止められない少年でしたが、出て行く決心をして――。広い夜空に瞬く小さな星のような、慎ましくも純粋な恋のおとぎ話。 ※本作は短編集です

レビュー

ラクダ使いと王子の夜のレビュー

平均評価:4.0 136件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 砂漠を行き交う青い服のキャラバン
    カメ太さん 投稿日:2024/2/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 ・溺れる魚 DKプール 水を得た魚のような美しさに溺れる ・ラクダ使いと王子の夜 お腹に子を宿しキャラバン隊に訪れた母から生まれたカマルは、白い肌に黒い髪。 ラクダのサディークとは、以心伝心です。砂漠で行倒れた青年を運び看病する。アルファドとカマルの穏やかな日々 ・いびつな欠片 兄弟 兄を愛する弟の歪な激しい互いの執着 ・腐った螺旋 父子 犯されてできた子を毎日犯す ・あやうい饗宴 2つの作品が混ざってエロく美しく狂気的 ・ラクダのあとの話 カマルの両親の深い愛 短編集は、腐った螺旋は、どこかで読んだ事があります。 アンソロジー辺りで読んだと思います。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 純粋なものから歪んだ作品まで
    aaさん 投稿日:2020/12/10
    初めての作家さん。表紙絵に惹かれて試し読みからそのまま購入しました。何も情報を見てなかったんですが、4作品からなる短編集で、しょっぱな表題とは違うお話から始まります。そして表題以外の作品が、特にラスト2本が近親もので、兄弟のお話と親子のお話 の結構歪んだ闇作品。これダメな人多いでしょうね。後書きで「くどい作品でもソフトなパンにはさんだらみんな食べてくれるんじゃ・・?」のコメントに吹きました。なるほど。そんな狙いが笑 表題のお話、大好きでした。砂漠で助け、助けられたもの同士が恋に落ちるお話。キスもないんだけど(それじゃいけないって描き下ろしかいてくれてました)心が澄んでいて美しいさまが伝わる素敵なお話。1話目は自分を嫌いな人が好き、自分を好きな相手はすぐに覚めてしまう、という男の子を好きになってしまって、ひたすら好きだというい気持ちを悟られないようにする男の子のお話。これも好き。闇2作品も私は大丈夫で、1冊で色々なお話が入っていて楽しめました。カーストへヴンも値引きになってるし読んでみようかな。 もっとみる▼
  • (5.0) くどい味パン
    miyoさん 投稿日:2023/1/3
    くどい食材でもソフトなパンの間に挟んだらみんな食べてくれるんじゃないか…という緒川先生の後書きそのままの内容でした。ソフトなパンは本当にソフトで良いです。特に表題作はファンタジーロマンでBL初心者やライトBL好きも安心して読める内容でした。 くどい方は病み近親ものが地雷な人には評価の下がる内容です。舞台が繋がっている近親者三組のお話しですが、一組だけ義理の兄弟で後二組は実の兄弟と父息子です。義理の兄弟の方はダブルバーガー、実の兄弟はダブルバーガーに厚切りベーコン乗っていて、父息子はそこにフォアグラ追加した感じ。父息子ものは息子が虐げられて系ではなく両者病んでて病院送りレベルです。父親は息子に執着はあるけど一切の愛情はなさそうでしたね。お父さんが気の毒です。ここの親子問題は深く考えてはいけないファンタジーいや、やおい妄想ですね。この話が一番くどくて苦手な人が多そう。くどいの嫌いじゃないけど、やっぱりソフトなパンの方が好きだし、ダブルバーガーぐらいが胃もたれ無しで丁度良いかも。 もっとみる▼
  • (5.0) タイトルになったお話は…
    fragoさん 投稿日:2022/8/19
    【このレビューはネタバレを含みます】 主人公のカマルとサディーク(ラクダ)の関係が、愛おしくて最後に泣いてしまいました…(動物にまつわるお話は、愛犬を亡くした時を思い出して、涙腺が緩みっぱなしになる)そして、カマルを育ててくれた年老いた族長夫妻のその後も気になっていたのですが、短編集の最後のお話で回収されていたので、ホッとしました。カマルとアルファルドの愛が永遠に続くように祈っています。他のお話…特に兄弟と親子の話は内容がハードで、カマルのお話とのギャップにぶっ飛びました。それぞれのストーリーは面白かったと思います。私自身は親子兄弟ものは苦手なのですが、とにかく作画が綺麗なので、表紙に惹かれて購入した感じです。 続きを読む▼
  • (5.0) 綺麗な光と悲しい闇
    ジュンさん 投稿日:2022/4/10
    短編集ですが、どの作品もそれぞれいいですね。 1話目も人魚のように綺麗で、2人がお互い本気を見つけられて良かったです。 2話目のラクダ使いと王子のお話は、綺麗で砂漠の雰囲気が伝わってくるようで衣装もいいですね。切ないですがとても純粋な2 人で、いろんな事に喜ぶカマルが可愛いです。ラクダのサディークは可哀想で涙が出そうでした。もっと2人のイチャイチャが見たくなりました。 あと2作品は、凄い病んでるな〜。それぞれ2人がハピエンなのか違うのか分かりませんが、嫌悪感より悲壮感を感じながら読んじゃいました。 父親の病んでる冷たい目が怖かった〜 もっとみる▼
  • (5.0) 振り幅が大きい短編集
    unknown0303さん 投稿日:2021/6/10
    作家さん目当てで購入。 やはり表題作が美しいお伽話で一番好きです。心優しき少年カマルと親友のラクダとの互いの愛情が特に沁みました。「溺れる魚」も夏らしい作品で良かったです。(こちらのカラー表紙も好き)。 正直、歪んだ闇系の話は苦手で避け ますが、緒川さんの作品は何故か自分は不快に感じたことがない不思議。上記2作以外はまさに歪みまくった愛全開の闇系でしたが、構成やストーリー、世界観がしっかりされているからか、妙に納得して受け入れてしまいます。ハッピーエンドの形も人により様々だと受け入れられる方向きの、評価が別れる短編集かと思います。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

緒川作品の深淵を見よ
編集:アロマオイル(シーモアスタッフ)
表題作は、アラブの砂漠で貧しくも健気に生きる少年がスパダリに出会い新しい世界に踏み出す恋物語。同時収録では、実の兄弟の確執を、もう一本は実の親子との歪な愛を容赦なく描きます。表紙に惹かれて読み始めると驚く方も多いはず。愛の深淵を覗くような緒川千世先生らしさが詰まった短編集です。

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