もうたくさんこういう話描かれているはずです。二つともよくある設定。パターン化されてて、もう様式美の世界?
でもでもどうして、それでもたまに、この世界に入場料払って入りたくなるのです。
プレイボーイが本気になってしまう話。濡れ衣と判明
するのは付録のような扱いですが、ヒロインが父親の汚名の為に独りで頑張らなければならなかったこと、その長年の頑張ってきた身に、じわり染み渡るような彼の愛。リチャードがうっとおしい位にアタック、めげないのが女性陥落のコツとばかりに。ああ言われてみたいという女性の密かな願望を満たしてくれます。それに正装、似合います。
二作目のカールも、自分のこどもの存在から流れは見えてるのに、やはり誠実さをストーリーが醸し出して家庭の和やかさとかが見えるよう。
薄い頁の中にちゃんと語ってるロマンス、味わえるし浸れるしで、まさに、名手藤田先生ワールドは、上品な雰囲気作りでHQ的に満足度が高いです。
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