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BLコミック
犬も喰わない
1巻完結

犬も喰わない

648pt/712円(税込)

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作品内容

空木(うつぎ)は探偵事務所に勤める調査員。大学教授・山代から、彼の妻の身辺調査を依頼される。すると、夫と同じ大学に勤める教授・奥園修治と浮気していることが判明。しかし、それは今回が初めてではなく、これまでにも二人は、「山代の愛した女性を奥園が寝取る」ということを何度も繰り返していた──…。
複雑で歪んだ恋愛関係を続ける知的な男たち。そんな彼らの関係に、自ら身を投じる若い調査員。彩景でりこが描く、アダルトな三角関係の結末は…!?

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 犬も喰わない

    648pt/712円(税込)

    空木(うつぎ)は探偵事務所に勤める調査員。大学教授・山代から、彼の妻の身辺調査を依頼される。すると、夫と同じ大学に勤める教授・奥園修治と浮気していることが判明。しかし、それは今回が初めてではなく、これまでにも二人は、「山代の愛した女性を奥園が寝取る」ということを何度も繰り返していた──…。
    複雑で歪んだ恋愛関係を続ける知的な男たち。そんな彼らの関係に、自ら身を投じる若い調査員。彩景でりこが描く、アダルトな三角関係の結末は…!?

レビュー

犬も喰わないのレビュー

平均評価:4.4 108件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 昔の…
    すやすやさん 投稿日:2024/3/22
    【このレビューはネタバレを含みます】 文学のような、また30年以上昔に読み耽ったJUNEの作品のような雰囲気でした(特に後半の作品が)。 叶わない切ない想いを存分に練り込んだ完成された作品だと思いました。 恋をすることそのものが罪と考えてしまうような…それを描こうとすると現代では雰囲気が合わない。 なので登場人物達の年齢にはなるほどと思いました。 表題作は空木くんが介入しているのでこうなるんだろうなという納得の展開でしたし、後半の作品はまさにという結末でより辛かったですね。 思い入れは後半の作品のほうが強いです。 おそらく正毅の恋は叶っていたのだと思います。 一方通行ではなかった。 それを確認する勇気があればもっと幸せな結末になったのにと思わせる展開が素晴らしい。 でももう報われない想いに胸をかきむしられるような作品を読む体力があまりありません笑 また読み返したいとは思いますが、それは何年か後にしておきます。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) ところで山代教授はバツいくつなんだろう?
    みりみゆさん 投稿日:2021/8/13
    【このレビューはネタバレを含みます】 ※ 表題作とその番外編についてのレビューです。長文です※ まだBLを読み始めたばかりの頃に、読むべきBLとブログで勧められていたのがきっかけで読み、これまでに読んだことのない複雑な人間関係の描写からBLの奥深さに興味を持ち、更にはまってしまった思い出の作品を再読。奥園と山代の特異な関係は、山代に憧れていた奥園が山代の鉛筆を拾ったことで高じていく。山代自身は憧憬の対象で直接肉体的接触をすることが憚られる余り、奥園は山代が触れたモノを代償として手に入れ、手放すことで間接的に山代に触れることを繰り返してきた。一方、山代は、奥園の想いと手口を知り、奥園の関心を惹きつけるために恋愛感情のない相手と関係し、奥園が奪うのを見て奥園の想いが自分に向けられているのを実感することを繰り返してきた。そんな関係を40年ほど続けた2人の関係に、奥園を10年前に好きになり忘れられなかった空木(うつぎ)が入り、山代と奥園の関係にケリがついて、奥園から告白を受けるまでになるのだけど。山代と奥園、どっちかというと、山代は終始2人の関係を主導し、深い関係に入り込まないことによって、奥園にとっては終生忘れられない想い人となることを選び、奥園との拗れた関係こそが自分にとっての恋愛だと受け入れている分、拗れ具合としては重いように思います。山代から見た奥園の描写での賞賛ぶりを見ると、山代が奥園に愛されることで自分の価値を見出してきたようにすら感じます。他方、奥園は山代との関係に区切りがついたら、自分の裏側まで知っている若い空木との関係を深めている分、山代への執着も落ち着いているような。番外編は甘々です。 本当に好きな相手には触ることもできない気持ちは分かるものの、拗れた関係を長きにわたって講じさせるとどうなるのかを描いてくれた、面白い作品だなぁと改めて思いました。でりこ先生の作品だと蟷螂の檻も、人間の仄暗い感情を描いていて好きなのですがまだ連載中でどんな結末を迎えるか分からなくて。完結していて、読んでズシッとくる作品を読みたいときは、この作品がおススメかと。この作品の学生時代の2人が美しいのも、仄暗さを引き立てて好きです。でりこ先生の描くおじさん達も色気があって好きです。 続きを読む▼
  • (5.0) ニッチでエッチでアダルト
    Hammyさん 投稿日:2021/11/16
    【このレビューはネタバレを含みます】 イイ!! すごく良かった…(*´`*)。。 性癖のニッチなところをこじ開けられてグリグリされた感じ。 まずカバー絵と次ページの扉絵だけでふぁぁぁあってなった。 エロそのものを描かれるよりエロいんですけど。。 本編もエロそのもの以上にエロい設定です。 2つお話が入っています。 2つとも好きな人には直接触れていません。 2つとも三角関係です。 (表題作はメインCPの方ね)。。 私、フィジカルなエロはそりゃもう大好物です。 が、メンタルなエロの方がより滾ります。 メンタルを痺れるほど満足させた上で、擬似的にフィジカルを体現する。 ああ、面倒くさい! その面倒臭さくて破滅的な愛がたまらない。 そんな面倒くさい事を何十年も繰り返しているオジさん達は、すっごくスケベです。 直裁なスケベの何倍も助平なんです。。 表題作のオジさん達は好き勝手やってんだからいいんです。 その2人の間にひとりの若者が登場します。 数十年経って今までとは違う関係性が生まれます。 この若者、空木が健気で強かで切ない。 その後の話は番外編で読めます。。 オジさん達は40年経って最初で最後の口づけをします。 そして決別します。 この時の感情を何と名付けたらいいのか…とても難しいです。 けれど、確かに心が何かでいっぱいになってしまいました。。 今まで自分の人生で不惑という言葉について度々考えてきましたが、今作を読んで知命とは、と深く考えさせられました。 麗人さんは大人な良作を多く出してくれていますが、本作は特に一般受けはしない作品だと思います。 恋愛を重ね、ある程度歳を取らないと、この作品の良さは解りにくいかもしれません。 だからこそ出版して下さった竹書房さま、そして何よりこんな素晴らしいBL作品を描いて下さったでりこ先生に、心から感謝を申し上げます。m(_ _)m 続きを読む▼
  • (5.0) 汚れて歪んでしまった恋?
    ムギさん 投稿日:2021/11/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 わー そういうことか。落ち着いた静かな雰囲気ですが 胸の内にはさぞ熱い想いが。馴染みのないストーリーで、思いも及ばない展開に引き込まれました。表題作他40頁ほどの短編収録。一冊通して小説を読んでいるような 感覚、読後の余韻です。面白かった…。 以下ネタバレしてます。 「始まらなければ終わりもない」これはまぁよくあるやつ。幼馴染や親友等、恋が終わって関係まで変わることを恐れる気持ち。だったら始まらなくていい。でも彼らの本音は?ずっと続くなら?ただそこを越え(られ)るか越え(られ)ないかというシンプルなものかと。 でもこのおじさま達は違う?始めない。でも諦めもしない。どんなに関係が歪でも。終わらせないための妥協か、それともこれこそを望むのか。長い年月の中で変わる気持ちもあったのかな。 ともかく、これが二人にとっての愛のかたち。そんなところによく入っていったな〜。そうまでしても振り向かせたい 一時でも手に入れたいのかと思ったら、あっちにもこっちにもあっさりバラすし、あっちもこっちも乗っかるし、最後はそうなっちゃうし、ああ面白い。なんかみんな可愛く見えてきた。これは空木にしかできないですね。 始まらなければ終わりもない。だけど の後に続く言葉と、この世の終わりよりも酷い顔。あぁこんなにも愛は深いのか… 始まってもいない恋の終わりに心打たれました。 短編の『写真』他。遺影代わりの写真に写る3人のやり取り。言葉や視線で ははーん。でもストーリーは思わぬ展開へ。鈍いのは大悟だけじゃなかったということか…。お互い知らないままが切ない。最後にやっと素直に… 「カラ…」 続きを読む▼
  • (5.0) 始まらなければ終わらずに済む恋
    パンさん 投稿日:2021/7/16
    【このレビューはネタバレを含みます】 複雑で難儀で、筆舌に尽くし難い人間の恋情を、アンニュイ且つ上品に官能的に表現している作品でした。素晴らしいストーリーだった〜。 キーワードは、「追われる男、追う男、追う男を追う男」です。愛し過ぎているからこそ、本当に欲しいものだからこそ、手に入らなければいい、というその感情は一体何なのか。きっとそれは、始まらなければ終わりもない、終わらせたくないから始めもしない、そういう恋の仕方なんだろうなあ。その代わり、想い人のものを奪う事で愛を表現して、また奪われる方も奪われる事で想い人の愛を確認する。いやまじどんなプレイだよってツッコミたくなるけど、それが2人の恋愛の形なんだろうな。そしてその2人の関係を利用してわざわざ加わろうとする“追う男を追う男”、ここがまさにこの作品のタイトルに直接繋がるポイントですね。 山代さんの最初の恋人、志村さんが言った、恋愛くらいだよ、身勝手になれるのなんて、、、という言葉、この作品を一文で表したらその言葉が1番しっくりくるなあと思いました。胸に刺さりました。 全く終わり方想像出来ない物語でしたが、ああいう風な結末で描いてくださったでりこ先生、素晴らしいです!感無量。人間の心って、複雑で矛盾だらけだからおもしろいし魅力的だと思います。 同時収録短編作『写真』も、『犬も喰わない』という表題作のテーマに沿った物語で、読後はなんとも表現し難い気持ちになりました。切なくて切なくて…。表題作同様良作でした。 BL AWARD 2016異色ランキング6位です。 番外編もあります。 続きを読む▼
  • (5.0) 歪みはあれどただひたすら追いかける純愛
    aaさん 投稿日:2021/2/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 セールにて。私には刺さる大好きな先生で、この作品も本当に好みすぎてしばらく浸っていました。 屈折した愛の表現。 探偵事務所に勤める空木は大学教授の山代から妻の身辺調査を頼まれます。調査中に妻と表れた男、同じく大学教授の奥園。調べると、今回だけではなく、山代が関係した女性全て後から奥園が寝取っていたことが判明。その二人の奇妙な関係の中に空木も入り込んで三者三様の想いが交錯していきます。 他人から見れば不毛でしかない恋でも、熱すぎる情念が静かに潜む姿を過去の回想の奥園の目に感じ、ゾクッとしました。悪態をつきながら2人と関わる空木もまた、くすぶる想いを腹に抱えて生きてきた1人。彼らしく最後まで喰えないカンジがまた良かった。 最後の山代と奥園のシーンで山代が言った一言に、ぎゅうううと胸が締め付けられてしまって、彼らの長い長い恋の事を思って、目頭が熱くなりました。もー拗らせすぎ!!笑 ラストもですが、終始最低限の描写に留めて、読み手がそれぞれの想いを想像しながら読み進める事が出来、どっぷりと余韻に浸れる作風がとても好きでした。 同時収録作品がこれまた・・!それぞれの胸の内を想像してしまうと胸がイタイ。 その苦しい想いに「骨」で追い打ちをかけられました。 あ、途中に入ってる「中年思春期」も大好き! でりこ先生らしい変態っぷりと高校生の性欲の強さが可愛いすぎました。おっぱいて笑 空木と高校生は若いけど、長年拗らせる大人の恋愛なのでおじさんだらけですのでご注意を 笑 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

アダルト三角関係
編集:烏龍(シーモアスタッフ)
大学教授の山代と、その後輩で同じく教授の奥園、そして二人の限りなく歪な恋愛関係に参戦する探偵事務所調査員の空木。アダルトな三角関係は個性的で、エロスだけではなく深みのある人間模様も魅力です。同時収録作もまた三者三様の想いが切なく心に残る逸品。三角関係に定評のある彩景でりこ先生の作品です。

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