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ラブラブエイリアン

岡村星
<作品内容>
女性専用アパートに突然やってきた、手のひらサイズの宇宙人。

脅威の科学力を持つ彼ら（？）に地球あやうし！！……という内容ではなく、ひたすら女子達が宇宙人を交えてお話しするだけの漫画です。

「誘爆発作」で大好評を博した期待の新鋭・岡村星のコメディサイドが炸裂した、読み応え抜群、セリフ膨大な充実ショート！

★「ラブラブエイリアン」1巻に掲載

＜ここがドロッドロで……ヤバい！＞
本音のドロドロガールズトーク×ミニエイリアン！？

とにかくセリフが生々しい！　そして多い！　女性専用アパートで繰り広げられる赤裸々な下ネタ、男性批評、女子同士のマウンティングなどなど。こまかいコマ割りにびっしり書き込まれたセリフで、止まらないガールズトークがテンポよく進みます。
冷静にそれを観察するちっちゃい宇宙人もツボにハマりますよ～。
惡の華

押見修造
<作品内容>
ボードレールを愛する、文学少年・春日高男（かすが・たかお）。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた大好きな佐伯奈々子（さえき・ななこ）の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和（なかむら・さわ）に見られていたことが発覚!!　バラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは……!?　話題沸騰!!　奇才・押見修造が描く背徳的純愛ストーリー！

★「惡の華」1巻に掲載

＜ここがドロッドロで……ヤバい！＞
思春期の屈折した内面が生々しい！

思春期男子のリビドーを描いたら天下一品、押見修造先生の代表作です。春日くんの気持ち悪さや自信のなさに目がいきがちですが、実は清楚に見える佐伯さんや、攻撃的な性格の仲村さんも屈折した内面を抱えています。
後半になるに従い、どんどん関係性が変わっていく展開からも目が離せません。中高生のときにモテずに「自分なんて……」と思っていた人は、共感する部分があるはず！
僕たちがやりました

金城宗幸/荒木光
<作品内容>
金城宗幸（神さまの言うとおり）×荒木光（ヤンキー塾へ行く）が織りなす、「今日」に満足してる若人たちの「そこそこ」を目指す青春譚。だが、このタッグが、それだけで終わるハズがない!!　因果応報、驚天動地、賛否両論の第1巻!!!!!

★「僕たちがやりました」1巻に掲載

＜ここがドロッドロで……ヤバい！＞
もう日常には戻れない。罪を抱えたまま生きる若者たち

「そこそこ楽しい人生が送れたらオッケー」そう思って暮らしていた高校生たちが、ある事件をきっかけに絶対に言えない罪を抱え込むストーリー。
罪を隠そうとする者、どうせ破滅するならと金や性欲に逃げる者、それぞれに折り合いをつけようとしますが、どうやっても平和な日常は戻ってきません。罪から逃げ続けた果てに、主人公のトビオが選んだ人生とは！？　最後まで目が離せないダークな青春マンガ！
さくらの唄

安達哲
<作品内容>
鬱屈(うっくつ)した日々を送っていた高校生・市ノ瀬利彦（いちのせ・としひこ）は、絵画を通し、学校のマドンナ・仲村真理（なかむら・まり）と親しくなる。彼女主演の映画を作り、文化祭で上映するべく、級友達と活動を始める利彦。真理という明るい太陽に照らされて、利彦の青春はようやく煌（きらめ）き出す…はずだった。'90年代、日本中の青少年の脳髄を揺さぶった、青春漫画の金字塔!!

★「さくらの唄」1巻に掲載

＜ここがドロッドロで……ヤバい！＞
普通の高校生が壊れていく姿を描いた90年代の名作

気の合うクラスメイト、憧れの女の子、美大に行きたいという夢。退屈だけど幸せな高校生活を送っていた利彦でしたが、その日常は強欲な叔父夫婦との同居により崩れ始めます。はじめは叔父夫婦と戦うものの、だんだん利彦も金や権力の魔力にとりこまれ変わっていき……。
強烈な暴力描写や性描写で話題となった90年代の名作です。いつの時代に読んでも胸に深く刺さる物語なので、ダークな青春物が読みたい人はぜひ！
うみべの女の子

浅野いにお
<作品内容>
◆恋というには強かで打算というにはあまりに脆い......浅野いにおが描く、身勝手で切実な十四歳の青春。待望の最新作！◆海の近くの小さな町に暮らす平凡な中学生・小梅。小梅に思いを寄せる、内向的な同級生・磯辺。思いよりも先に身体を重ねてしまった二人。秘密の時間を過ごせば過ごすほど、心の距離は遠ざかっていく――。

★「うみべの女の子」1巻に掲載

＜ここがドロッドロで……ヤバい！＞
寂しい海辺の町が舞台の、からっぽの恋

中学生の男女が体を重ね、お互いの想いがズレていく様子を描いた作品。1冊で完結なので、読みやすいところもオススメです。
磯辺も小梅も、はじめから分かり合うことをあきらめているような雰囲気は、いかにも現代の十代らしい雰囲気があります。浅野いにお先生のリアルな筆致で描かれる美しい風景もあいまって、独特の寂しさが残る作品です。これを読むと、「思春期の男の子と女の子って、永遠にすれ違って分かり合えないものなのかも」と思ってしまいます。