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愛なんだか「ディスり」なんだか……。「地方」をネタにした漫画15選
今、地方がアツい！？愛ある自虐ネタで地方を知ってください！！
生粋の東京人の方はご存知でしょうか。地方出身者同士で飲み会をすると、大概ライバル県同士での争いが勃発するということを……。福岡県民は九州のボスだと胸を張り、京都府民は「大阪と一緒にされたくない」と微笑み、千葉県民と埼玉県民は互いに貶めあう（※個人差があります）。しかしこれも熱い郷土愛がなせる業。そんな地元への愛（あるいは愛ゆえの暴言）があふれる「地方ネタ」漫画を集めました！
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<作品内容>
「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。 マンガ家になる前は、北海道で七年間農業に従事していた荒川弘。牛を飼い、野菜を作り、クマにおびえ、エゾシマリスに翻弄される−−。朝から晩まで年中無休で働く、タフでハ−ドな仕事。でも読めばわかります。お百姓さんは、かっこいいのです！！ あの『鋼の錬金術師』の作者がおくる、血と汗と笑いの知られざる農家エッセイ・コミック！！〈ここがポイント！〉
北海道は（何でもかんでもスケールが）でっかいどう北海道の酪農家に生まれた作者によるコミックエッセイ。クマやシカ、ハトとの戦いは日常茶飯事、牧場内整地中に汚れたタイヤショベルを川で洗っていたら天然の鮭をすくってしまい、大人数で畑の草取りをしていると思いきや、一人を除いてタンチョウヅルだった……などと何かとスケールの大きいエピソードが盛りだくさんです。道産子強し。
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<作品内容>
TV番組で紹介されると共に大きな話題となっている「翔んで埼玉」の全３編！ 魔夜峰央先生が埼玉県在住だった当時、埼玉県全体をおちょくった快作です。(この作品は「やおい君の日常的でない生活」に収録されています。重複購入にご注意ください。)〈ここがポイント！〉
『パタリロ！』作者による史上最強の埼玉ディス漫画「ああいやだ！ 埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ！」。「あまりにも埼玉をディスりすぎている漫画」としてネットを沸かせ、単行本発売後たちまち55万部を突破した本作。『翔んで埼玉』の世界では、埼玉はひどく蔑視されており、埼玉から東京へ行くには通行手形がなくてはならず、埼玉県民が高級百貨店に入ろうものなら「埼玉狩り」に遭うという有様です。東京の名門・白鵬堂学院に入学した美しく都会的な主人公・麗は、実は埼玉県民。麗は差別に苦しむ埼玉県民を救うために立ち上がる……というストーリーですが、ここまで埼玉をコケにした漫画があるでしょうか。止まらない自虐ネタの数々に、怒るか腹を抱えて笑うかはあなた次第。
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<作品内容>
埼玉県民の埼玉県民マンガ家による埼玉県民の為のバイブル！埼玉女子が日本一ペチャパイなのは実は武装だった!!奥多摩は東京に強奪された！など、良くも悪くも内輪ノリ１００％のダークエッセイ。〈ここがポイント！〉
「埼玉、意外にやるじゃん！」と思える埼玉あるある漫画『翔んで埼玉』が魔夜峰央による埼玉ディス漫画なら、こちらはホラー漫画家・犬木加奈子による、埼玉への愛にあふれた漫画。「埼玉は東京のダークサイド。だから東京の方向にしか向かえない様、県内を結ぶ横の線がほとんど無い!!」と嘆いたかと思うと、「東京ディズニーランド」「東京ベイサイド」など隙あらば「東京」をつけて東京の威光を借りようとする千葉はいかがなものか、と物申し、実は日本初の女医、女性飛行士は埼玉から輩出されたと明かしてくれます。
今や全都道府県の「イジられキャラ」と化している埼玉の暗黒面と、埼玉出身者の意外な活躍に思わず「そうだったのか！」と唸ってしまう作品です。 -
<作品内容>
チバ県からグンマ県に引っ越すこととなった神月。引っ越し先への移動中にネットでグンマを調べてみると、そこに現れたのは恐るべき内容ばかり！ 「地球上唯一残された秘境」「とりあえず一番いい装備で行け」等々。一体グンマとはどんな地なのか？ 彼の身に何が降りかかろうとしているのか？ グンマ在住の作者が圧倒的熱量で描き出す知られざる「グンマの真実」。全国区で話題集中！ 100万ＰＶを突破した今一番話題のＷＥＢ漫画がついに刊行!!〈ここがポイント！〉
秘境・グンマで繰り広げられる異様な日常群馬県、いやグンマ県の高校に転入してきた神月を襲う、グンマカルチャーの数々が面白おかしく描かれています。まるでヤンキーのようなグンマ弁があちこちで飛び交い、HRの挨拶で「起立・注目・礼・着席」を間違えればいきり立ったクラスメイトに「貴様、トチギの工作員か!!」とひも川うどんで縛られる。これだけでいかにグンマが危険極まりない土地だかお分かりいただけるでしょうか。でも、本作を読んでいると群馬に行ってみたくなるのだから不思議なものです。
なお、「JR高崎線では籠原駅以降ドアが開かなくなる（横のボタンを押して開閉させる）」というグンマの掟がありますが、これは田舎の電車利用者にとってはあるあるですね。 -
<作品内容>
魅力度ランキング最下層常連の茨城県と群馬県に挟まれた、認知度最下層群に属する、極めて地味で忘れられてる感がはんぱない県……それが“栃木県”。地元を愛して止まない日光ゆば屋の娘・中禅寺晃（ちゅうぜんじあきら）は悩んでいた。そんな彼女は栃木魅力向上部・略して「栃木部」を発足！ 栃木県民による、栃木県民だけでなく、栃木県のイイトコロを強引にお届けする物語。転校生の宮本真都（みやもとまさと）を強引に勧誘し、報われない努力と汗と涙にまみれながら、斜め上の方向に突き進んでいくご当地コメディ漫画なのです。〈ここがポイント！〉
美少女たちが栃木の魅力をお届けします！『お前はまだグンマを知らない』でグンマのライバルとして槍玉に挙げられていた栃木県。そんな栃木への愛が遺憾なく発揮されたのが本作です。「宇都宮餃子が世界一」と豪語する「堤のギョーザ」の看板娘（自称）・堤咲喜と「日光のゆばは京都のよりボリュームがありおいしい！ 絶対に!! 京都よりおいしい!!」と断言する晃、そして東京から転入してきた真都による「栃木部」の活動が描かれます。果たして都道府県魅力度ランキング35位から脱却できるのか……？
