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「映画ドラえもん」脚本・辻村深月は「藤子先生からいただいたものをお返ししたい」

2018/10/15 23:11

藤子・F・不二雄原作による「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の製作発表会見が、本日10月15日に東京のザ・リッツ・カールトン東京で行われた。

製作発表会見にはレギュラー声優の水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一に加え、ゲスト声優として出演する広瀬アリス、柳楽優弥、吉田鋼太郎、中岡創一(ロッチ)、高橋茂雄(サバンナ)、そして監督の八鍬新之介、脚本を担当する小説家の辻村深月、主題歌を歌う平井大が参加。それぞれに本作への意気込みを語った。

「ドラえもん」の大ファンを公言する辻村は、5年ほど前に一度脚本のオファーを断った経緯があるそうで、「一生ファンでいたい。クリエイター側に回るのはおこがましいという思いがあった」とその理由を打ち明ける。しかし藤子・F・不二雄プロのスタッフや同氏の家族と交流するうちに、毎年映画を世に送り出してきた関係者たちの情熱に触れ、「当たり前のように『ドラえもん』のファンでいさせてもらったことに感謝を覚えました。そして、私に来年のバトンを渡していただけるなら、さらに次世代につなげるお手伝いができるなら、こんなにうれしいことはないと、そのとき初めて思いました」と心境の変化があったことを伝えた。また「私は作家ですが、自分の小説のすべては『ドラえもん』から学んだこと。子供の頃から読んできたものが、私の血肉になっています」と吐露し、「藤子先生からいただいたものをお返ししたい」と思いを述べた。

日頃から小説を読む習慣があるという水田は、シナリオを渡される数日前に辻村の「かがみの孤城」を読んでいたそうで、「『この間まで(小説を)読んでいた人の名前がシナリオにある!』と、息が止まりそうなくらい驚きました。我慢できなくて、今までで一番早くシナリオを読みました」と興奮気味にトーク。本作の内容については「『ザ・辻村深月ワールド』と『ザ・藤子・F・不二雄ワールド』が見事にコラボしている」と述べ、「震えが止まらない面白さです」と太鼓判を押した。

中岡は「声のお仕事をいただくと決まってから、毎日のど飴をなめています」と気合い十分。妹(広瀬すず)と一緒に「ドラえもん」を観て育ったという広瀬は、「驚かせたくて、妹には(出演が決まったことを)まだ言ってません」と語り、イタズラっぽく笑う。悪役・ディアボロを演じる吉田は「姪っ子と甥っ子に(『ドラえもん』に)出ると伝えたら、『ジャイアンでしょ?』って言われちゃって。だから、次回はジャイアン役で出させてください」と主張。これにはジャイアン役の木村が「もうちょっとがんばらせてください!」とあわてて身を乗り出し、会場を笑わせた。

「映画ドラえもん のび太の月面探査記」は、月を舞台とした物語。のび太はドラえもんのひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」を使って月の裏側にウサギ王国を作り、不思議な転校生・ルカと一緒にそこへ向かう。2019年3月1日より全国ロードショー。

(c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019

(コミックナタリー)
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