弘兼憲史「黄昏流星群」76巻が、本日11月28日に発売。4カ月連続で新刊が刊行される。

1995年にビッグコミックオリジナル（小学館）で連載がスタートし、30周年を迎えた「黄昏流星群」。77巻は12月26日、78巻は2026年1月30日、79巻は2月27日に発売される。また単行本の累計発行部数は2500万部を突破した。76巻にはRHYMESTERの宇多丸から推薦コメントが寄せられている。

また30周年を記念し、「黄昏は、現役です。」をテーマにしたPVを公開。黄昏時の風景の中で、登場人物たちが寄り添って歩いたり、抱き合ったりと、作中の名シーンが切り取られている。

そのほか「黄昏流星群」の公式Xアカウント（@t_a_s_o_g_a_r_e）も開設。本日より毎日17時に「黄昏流星群」ならではの登場人物30人が投稿される。Webマンガサイトのビッコミではその人物が登場するエピソードの1話目を無料で読むことができる。

さらに27軒の書店限定にて“老眼でも読みやすい超巨大試し読み冊子”を設置。縦72.8cm、横51.5cmの新聞紙よりも大きいサイズで「黄昏流星群」第1話が読める。

宇多丸（RHYMESTER）コメント

人間、齢（よわい）を重ねるほど、すなわち己の『残り時間』を意識するほどに、実はむしろ一層、ジタバタと煩悩に振り回されてゆくものなのかもしれない。しかし、だからこそ……人生は楽しいし、愛おしい！ そんな真実を、僕らは例えば、『黄昏流星群』から学ぶのだ。

(c)弘兼憲史／小学館