明るい鳶の青年×逃げ出した吸血鬼

ネタバレ

2019年2月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ 唯一の仲間の元を飛び出した吸血鬼・弓月を拾った鳶の青年・太陽。孤独を抱える二人が愛し愛されて、同居から幸せいっぱいの同棲に。それぞれの過去は重いけど終始明るくほのぼのとした雰囲気、かと思ったらラストに重たい覚悟と未来が暗示されていて、なるほど作者さんが書かれているようにこれもメリバというのかな。ですがやっぱり暗さはあまりなく、この先も二人の幸せな姿しか思い浮かばない優しいお話でした。津守にもいつか幸せを感じられることがあるといいな。なぜ今になって津守の元を飛び出したのかがちょっと気になる。「少年三白眼」が大好きだった私屋さん、BLでも面白かったです。星4.5。

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ねねさん

(女性/40代) 総レビュー数：3815件

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