ウォーキング・キャット
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ウォーキング・キャット

北岡朋

ちゃんと3巻で終わってるから読んでみて

2020年12月8日
猫を起点にしてゾンビ世界観を描く。新しい切り口で良かった!猫あるあるとかゾンビ世界でホッコリを散りばめるセンスが良い。全体的に淡々としたテンポだが、ゾンビものの中でも最後まで破綻しなくてリアリティがあった。最後は希望と未来を匂わせるENDで、これはこれで好きだが、続編あったらぜひ読みたい。具体的に未来を描いていないが、先は想像出来るので、希望だけど皆それぞれ幸せになって欲しい。最初の妻を探してた男性は知り合いの研究者が冷凍してる感じかな。島コロニーの人たちも新たなコロニーで生活中、良い雰囲気で終わるので読後感は悪くない。最後は駆け足かもだけど、ちゃんと3巻で終わってるから、安心して読んでみて欲しい。
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