ヒトを勝手に参謀にするんじゃない、この覇王。~ゲーム世界に放り込まれたオタクの苦労~
港瀬つかさ/まろ
このレビューはネタバレを含みます▼
まず気になるところは主人公の口が悪い
口が悪いキャラなどはよくよくいるが単純に口が悪いと言うより無礼
ハタチ、大人だと言い張る割には大人らしさのかけらもない
実は思慮深いアピールをしてくるがそんなでもない。
文章もごちゃごちゃとしていて読みにくく、内容自体も薄かった。
本当に。内容が、薄かった。
思い出せば出すほど4巻もいるか?という感じ。
なんとなく一巻を買ったのでせっかくだからと既刊をすべて読んだが、最後は広げた風呂敷をたたむこともなく終了
魔王とやらはそんなに存在感ないなら何故今後も出てくるアピールをしたのか。
最後は駆け足どころか全力疾走で締めにかかる
なんだかんだあったけど覇王は生きてる。みんなでお茶会楽しい大団円エンドって20ページくらいにまとめられてもそのなんだかんだを読むために買ったのだが…。
もともとなろうやアルファポリスの作品なのだろうから打ち切りなのだとしてもまとめずに続きがあるような終わり方でもよかったのでは?
気になる人間はサイトで続きを読むし、その上で続編の小説化を望む声があれば続きを出せばよかったと思う。
そのような中途半端な終わり方になっているラノベも多々あると思うがダメだったのだろうか?
ネット上で無料で読むならいいかもしれないが単行本として読むのはあまり進めない。きっと読み返すことがないだろうから。
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