花嫁選びの儀、獣王の黄金愛
」のレビュー

花嫁選びの儀、獣王の黄金愛

ゆみみゆ/もなか知弘

最後は大団円で終了

ネタバレ
2021年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後は、愚かな王は改心し、勇気のなかったヘタレ王子は勇気を持つことができ、愛しい恋人も元の姿に。悪役冷酷王女は捕まり、ヒロインの勇気と愛の姿にまわりは感動し、ヒロインこそが国の跡取りにふさわしいと部下達は頭を垂れ、ヒロインは、ヒーローと夢だった砂漠を共に駆けることを実践。
その後は国に帰ったのだろうか、それとも、二人だけで生きていったのか、わからない終わりかた。
全ては人間たちの悲哀全てを観劇したかった魔女の手のひらの上のマリオネットという、人間の哀しさ。すべての始まりは、愚かな王とヘタレ勇気なしの王子様と愚かな忠臣が引き起こしたことなのに、ヒロインの国を第一の友好国とすること
、権力に取りつかれたワガママ王女は捕まってしまい、なのに、自分達は、親子の和解、離れていた恋人同士のハッピーエンドといいことずくめ。それで許されるって、大国ならではの傲慢さ。ワガママ王女も、この愚かな国にくることがなければ、もっと幸せに生きたかもしれないのに、加害者という名の被害者になってしまった。ヒロインたちにとっては、ヒーローが人間になれて、結ばれるいい試練だったのかもしれないけど。
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