三角オペラ【単行本版】
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三角オペラ【単行本版】

冥花すゐ

何が正解かなって混乱したけど…。

ネタバレ
2021年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんというか…3人のバランス。はじまりも思いの方向もバラバラでめちゃくちゃなんだけどびっくりするくらい綺麗な三角関係で成り立ってるのはすごいなって思いました。
1回読んだだけではどのキャラにも感情移入出来ず2回目読んだんですが、見えて来た気しますよ!笑
先生最初めちゃくちゃ可哀想なんですが、結局この人が1番自分を愛してるって思いました。自分をっていうか自分の理想?
だから三角関係にしかならない、先生はどちらかを絶対選ばない。気づいた時ちょっとゾッとした。けど求められないと成立もしないのか…。
山口と大河内の間にも矢印があって、同じ罰を受けるもの同士本当の意味では一生報われない2人じゃない?最後まで読むとわかる綺麗な三角関係。そこには冥花先生が作品に散りばめた秘密がある、それを読み解く(めっちゃ苦手)のがこの作品の面白さなのかと思いました。
私の頭ではこれくらいの理解が限界でした笑
あとがき読んで更に混乱したので他の作品も読んで冥花先生の思惑少しでも理解できたらって思った次第です!
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