チ。―地球の運動について―
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チ。―地球の運動について―

魚豊

かなりの中二病でなければ描けない作品

2022年1月4日
自分が動かされるじゃなくて、有形無形全てが動かされてるんだ!

という当たり前のことを、人類はどれくらいの代償を支払って、やっと手に入れたのは地動説という真理だ。

信仰と信念、生と死、情と理、人間には人間の理屈があって、今の人間社会が成り立った。

作品自体には複雑な学問があり、戦いのシーンも地味で、キャラも美形とも言えなくてむしろ傷だらけ者ばかりだが、人間性が宇宙が物語りに感動の要素を与えた

つまり読むうちには面白いが、かなりの中二病的な作品でした

あと表紙裏などに記される星の知識は電子版じゃ読みにくい
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