暗殺人形は薄幸の新妻を溺愛する 孤独なひな鳥たちは蜜月にまどろむ
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暗殺人形は薄幸の新妻を溺愛する 孤独なひな鳥たちは蜜月にまどろむ

ちろりん/なおやみか

愛を知る。

ネタバレ
2023年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 264ページ挿絵あり。両親を殺された天涯孤独な伯爵令嬢ヒロインは足が不自由なため縁談に恵まれない。そんなある日、幼なじみである国王の計らいで、元孤児である側近ヒーローとの縁組をされ…という話。ヒーローは国王の母方の祖父から人形のような教育を施されていたせいで感情が欠落しており、それを慮ったヒロインが根気強く愛を教えていきます。それに読み進めていくと何やらヒーローも以前からヒロインと縁があり、なるべくしてなった関係という感じで、読んでいて安心でした。腑に落ちない点は、正妃(とその関係者)が何か大きな犯罪を犯したとか、国に背くような動きをしていた訳では無いのに、罪人のように扱われていたのはどうなのかなと(側妃方のほうがよっぽどやばいことしてますよね)。正妃の息子の怒りも分かりますし同情しました。まぁでもあれはやりすぎですけどね。後から思うに、彼も母親と一緒に処刑されるべきでしたね。個人的には、暗殺人形だったヒーローが愛を知り、立派なヤンデレに成長してニヤニヤが止まりませんでした。後半のヒーローsideいいアクセントになってましたね。欲を言えば、挿絵が好みじゃなかったなと。全体的には面白かったです。
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