従順ビッチLover【電子単行本版限定カバー特典付】
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従順ビッチLover【電子単行本版限定カバー特典付】

ともち

作者買いです

ネタバレ
2024年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1話目でグイグイ引き込まれ、そのままの勢いであっという間に1冊読めちゃいました!面白かった!
キャバのボーイをしている海斗がキャッチしてる時に、たまたま通りかかった湊に声をかけたのが2人の出会い。「お兄さん、落ちましたよ!」って叫ばれたら、どんなに無視してて思わず振りむいちゃうよなぁ。すごいな~って変なところで関心しているうちに、気付けば湊の自宅で2人がHしているシーンになっててビックリ。そこまでがあまりにもスムーズで、湊の手中に落とされていく海斗が最後まで気付いてないのも可愛かった。そして海斗の上に乗っかって乱れる湊のエロいこと!
ともち先生の作品って、受けが縋りつくパターンが多い気がするのですが、今回は攻めが盲目的に受けを愛して執着し、縋りついてて新鮮でした。攻めの性格が、これまた珍しい無邪気なワンコで、真正面から思いをぶつけてきて、玉砕してもめげずに再トライ。女の子では結構遊んできたようだけど、本気の恋は慣れていないのか感情をコントロールできず、無自覚に恋に溺れていく様子は、読んでいてヒヤヒヤしました。でも、そんな海斗の性格のせいか、物語全体の空気が重くならず、散りばめられた笑いと共に、読み心地は終始軽やかでした。
一方湊ですが、海斗のことは気まぐれで誘っただけだったのに、ワンコっぷりが可愛くて、事あるごとに絆されていくのを見ていると、根っこは割とチョロいことが伺えます。しかし湊はそのチョロさ故なのか、過去に恋愛で大失敗して、そろえがトラウマとなり海斗に本気になるのが怖い。最終的には海斗のひたむきで重すぎる愛が、湊の心の傷を癒したのかな~と思える気持ちの良いラストを迎え、読後モヤモヤしないともち作品も良いものだなと思いました。とことん情けなくてカッコ悪いところばかり見せていた攻めでしたが、非常に母性本能をくすぐられる愛おしい男でした。
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