このレビューはネタバレを含みます▼
両片思いのモダモダはそれなりに読んできたが、この作品はSMをからませてくるという、なんとも斬新で個性的。
生粋のM体質なのか、自分からホイホイS展開に飛び込んでしまう幾世。ああ、彼が相手のSに火をつけてしまうのか。
当て馬にも度肝を抜かれるトンデモ展開に…これには江戸時代の罪人か?と驚く程でモヤモヤが止まらない!
ストーリー運びが文学的で行間を読ませる感じなので、中盤まではまるで隠された襖の奥の理由のわからない行為を、ただただ覗き見しているような雰囲気がして面白かった。
後半はガラッと雰囲気が変わり安定しているので、とても同じ作品とは思えず、その後の2人が非常に気になる。
作者様はゾクゾクするようなSM描写も、エロも本当にうまい。
特に、プリンとした奇跡のお尻を持つ幾世が、黒い長髪をふり乱し、肌を真っ赤にして耐える姿はとても官能的。
プレイで道具を装着しても隠れないようにか、ホクロの位置を口元に設定したのも素晴らしい。
そして、道具を活用しまくり、何でもそつ無くこなす風見が有能すぎた。
セーフワードの意味がよくわからなかったのだが、ググったら中国語の「情熱」の他に、中華料理屋が出てきた。
大学時代の食べ歩きの店とかか!?