アマーリエと悪食公爵～孤独な令嬢は心のすべてを食べられたい～
折尾りお/散茶/みつなり都
このレビューはネタバレを含みます▼
主人公の女の子の周囲の環境はよくある感じですが、そこに“感情を食べる”というヒーローの設定がすごく面白いです。
最新話(3話)まで一気に読みましたが、
主人公は本当に健気でいい子で、
公爵(ヒーロー)も心優しくて可愛らしい性格。
男主人公に対して 可愛らしい はどうかと思いますが、本当に可愛らしい。。笑
父はハラスメントに加え妹一筋、
母は父に逆らえずまた妹一筋、
正直私は、
妹よりも主人公の方が顔面も何もかもが好きです。
妹は今のところいい子みたいな感じですが、
どう転ぶかは分からなくて、それがまた。
ただ妹だからと、病弱だからと、不公平に可愛がる両親に対しては怒りしか湧かないし、
妹に対して、家族に対して、
嫌な感情を持ってしまうから、
どうせ逃げられないなら、と
そんな主人公の気持ちがすごく分かります。
話の続きがすごく気になります。
心を全て食べられるのか、
また食べられたらどうなるのか、
不確実で想像できないからこそ、
物語の終わりまでついていきたくなる作品だと思います。
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