このレビューはネタバレを含みます▼
遼馬の安心感がすごい。高校生らしい素直さに加えて、自然と人に寄り添える優しさと強さがある。こんないい男はそうそういませんよ。そしてじいちゃんの器のデカさよ!
そんな2人の父であり孫である「お父さん」が不誠実なことをするとは思えない。その辺りが明らかになるのはまだまだ先でしょうか。
玲臣も「家の手伝いしないでクラスメイトの誘いに乗ってごめーん!」とストレートに謝るのが可愛いし、「得体の知れないクラスメイトに背中は預けられん!」と微妙に噛み合わない遼馬との会話も可愛い。これからこの子たちを末永く見守っていきたい。なんて気持ちになります。
そして、私は常日頃、子どもを性的な目で見て恐怖心を抱かせるようなヤツはもれなく苦しみながら逝ってしまえ!と思っているのですが、秋野さんのこれからが気になります。遼馬くんたちの銭湯が彼女の安心できる場所になりますように。
それにしても、秋野さんと似ていると言われて「タイプが違う」と返す遼馬。積極的に人と関わることはなくても、人のことがよくわかる子なんだろうね。