涙なしに読めない




2025年11月13日
リーマン土屋と、10才年上司書清水の話。瀧本さん大好きで作者買い。本作も、良かった……胸がグッと絞られる、切なくて温かい話。先日読んだ「ブルーマンデースペクター」も最高だったけど、本作も5億点、瀧本さんの作品はどれも名作だな。土屋が真っ直ぐ誠実な年下ワンコで、土屋の誠実さに徐々に生きることを取り戻していく清水。萩尾望都の「トーマの心臓」を思い出しました。人は愛がなければ生きていけない。シンプルなテーマに胸が熱い。またしても、余韻が消えない。マスターも良かったね。ギュッと胸がしぼられて、そしてほっこり温かくなる。
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