このレビューはネタバレを含みます▼
この作品は、まさに名画のような美しさと切なさが詰まった、心に沁みる傑作!
アーミッシュの「ラムスプリンガ」という、外の世界を知るための通過儀礼が舞台。純粋培養のテオと、都会で夢破れスレてしまったオズという、真逆の二人が惹かれ合っていく過程が、本当に丁寧で感動的だった。
文明社会と信仰の世界、どちらを選ぶのかという人生の大きな岐路に立つテオの葛藤、そしてそのテオを深く愛し、彼の未来を案じるオズの優しさに、何度も胸が締め付けられた。
二人の愛がテオの人生の選択を決定づけるラストはほろ苦いけど、強くて温かい魂の救済の物語として完成されていて、最高の読後感!読まなきゃ損だよ!