もののふっ!
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もののふっ!

琥狗ハヤテ

愛と忠義と責

ネタバレ
2025年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦国時代。合戦後の亡骸から生まれた物の怪(猫ちゃん…)と、武士(もののふ)のお話。全3巻。

4コマ漫画で進む「もののふっ」、ストーリー漫画「武士」、「もののふサイレンス」からなる構成。
4コマ漫画ではもののふの心得と癒しの日常が、ストーリー漫画では合戦後から次の戦までが、「〜サイレンス」では各人が武士として抱く決意が、それぞれ描かれています。
BL的には何組か。武士の崇高さと色気がたまりません。

慈悲深いお館様の十條寺が、もう本当に漢!って感じで。痺れてしまいます。豪胆かつ才を持ち、人望もあって。
家臣になった物の怪菊三(絶対魅了を持つ猫ちゃん…)、筆頭家臣の隻眼九鬼、流浪の武士八木などなど、もうみんな大好き。ああカッコいい。ああ色っぽい。
巻末の設定資料集、カードにして集めたい。戦国ゲームとかにして、十武将を箱推ししたい。

落ちた山椿を哀しむ菊三に、見事な最期が立派な武士のようだと慰めたお館様。3巻途中からは、愛と忠義と武将の責に号泣。なすべき務めはあれど、生きてこそだと、菊三に教えられた気がします。
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