このレビューはネタバレを含みます▼
義兄弟の、弟→兄の執着ヤンデレもの。
左藤さなゆき先生が好きで、先生の作風がよく分かっている方にはオススメ。「この激ヤバ執着がたまらんのよ…！」ってなると思います。
でも一般的にはどうかなー…？つい弟のおかしいくらいの執着に目がいきがちだけど、そもそも兄の弟への距離感がおかしいよね。そこで嫌悪感を抱くひともいそう。あと、弟が囲い込んだというよりも、完全に兄が流されている感が…。
親や同僚へも結局理解が得られたのか得られてないのか分からなくて、ちょっと中途半端。そういう意味では、先生の他の作品がオメガバとかのファンタジー設定なのは正解だと思う。周囲への理解はねじ伏せられるからね。
でも本作のお母さんの「あなたが幸せになるのに私の許可はいらないのよ」っていうセリフはよかった。
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