タカラのびいどろ[コミックス版]
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タカラのびいどろ[コミックス版]

鈴丸みんた

美しく七色の光に包まれた作品

ネタバレ
2025年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受け君の瞳が美しく表現されていて、あちらこちらにビー玉を通して反射した七色の光に溢れているような作品です。攻め君は、一見冷たそうなのだけれど、今まで集めてきたビー玉をひとつも捨てられないくらい誠実な人。そんな人に大切にされる3日間は、さぞかし甘かったのではないかな、と悶えました。
泣いている時に慰めてくれたから、という理由で大学を決めてしまうのは、少し現実離れしているかな?と思ったのだけれど、人生には逃してはいけない転機があるから、受け君にとっては何かを犠牲にしても追いかけなくてはいけない人だと直感的に思ったのかな。
何はともあれ、すれ違ってしまったかもしれない2人の運命が繋がって良かった!
読み始めは、受け君が主人公かな?と思うのだけれど、タイトルからするとタカラ(宝)という名の攻め君の宝物の話なのですね。素敵です!
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