このレビューはネタバレを含みます▼
ぶっちゃけて申し上げて、絵柄は好みの部類では無いのですが、
「巣箱の王子様」がとっても素敵だったので、作者様買い。
こちらも同様に、とってもほっこりでございました。
主人公の2人がマジで良い人&良い子。
特に綾間さんがもう、本当に聖人君子。
超超ハイスぺだし、まさにスパダリなんだけど
いわゆる色気ムンムンだったり 受けに甘々だったり というスパダリじゃなくて
ただただ、ただただ良い人。
歩く空気清浄機みたい。その微笑みは、まさに神か仏か。
だもんで、巻末の「式日」(後日譚。書き下ろしなのかな?)で、直己くんが高校を卒業してソッコーで手を出したときは
「おっほー♪♪」と思いましたが、
いやはやえちシーンですら透明なそよ風が吹いていらっしゃいました…。
あったけぇ…。
そして肝心のストーリーですが、そんな理想的な綾間さんの影響を受けて直己くんが内面的にどんどん成長していくのが大変素晴らしかったです。
大企業の御曹司でベンチャーの社長で大金持ち、偉ぶらず、穏やかでお人よしで包容力のバケモノ。
そんな彼が直己を励ます言葉は、とてもポジティブで明るいし、ニコニコしてさらりと言ってるけど
決して楽観的とかじゃなくて、しっかりと重みを感じる。
それは綾間さん自身が、これまできっと努力もしたし苦悩もしたし、嫌な思いも乗り越えてきたからこそ、言葉に説得力があるんだろうなぁ。
私自身にも響いたし、自分の子供にも是非聞かせたいと思う言葉だった。
そして秘書の佐久間さんから毎日小姑のように厳しく諭されてもニコニコして会話を愉しんでる。
それは佐久間さんが会社や自分を本気で守ろうとしていると、全幅の信頼を寄せている証左。
はぁ~~~、素敵…。
こんな人が傍にいたら、自分も正しく生きていけそう。