このレビューはネタバレを含みます▼
短話の『2055』を以前読んで、31ページ100ptの作品なのに悲しくも美しい素晴らしい作品で、続く『2072』『2075』もタイミングが良い時に買おうとカートで温めてましたが、この度単行本発売ーーー!!!嬉しいーーー!!!
247ページ、あっという間でした。
ネタバレなしで読んでほしいです。
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思い切りネタバレしてますので注意
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まとめて読んで、形と心の物語だったな、と思いました。
同じ形でもアオイを葵と思えなかった弥凪。
記憶データよりも遺骨が弥凪だと答えたアオイ。
記憶を保持する頭部がAIになったスルガを同じように愛し続けるサガミ。
旧型の身体で感情を得て人型にアップデートしたトート。
人は何を持って相手を認識し、また何を基準に愛するのかと考えてしまいます。どれも素敵な愛の物語でした。
アシモフのロボットシリーズとか好きな人間なので、三原則なんかも思い出しながら楽しめました。
思い入れがあるのはやっぱり弥凪と葵ですが、リールー型トートはポンコツなところ含めてめちゃかわだったので、電子限定書き下ろしは嬉しかったです。
あとがきでコマ割とかフキダシについて教えてくれたのもありがとうございます。
フキダシは『2055』では書き分けられてないんですね。ここも単行本化の際に書き分けてくれたらとも思いましたが、そこまではさすがに難しかったのかな。