ハンケチーフ持って、タイムマシーン待って、ラストシーン黙って、
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ハンケチーフ持って、タイムマシーン待って、ラストシーン黙って、

佐岸 左岸

花虎くん、絶対に…

2026年1月28日
全253ページ、ものすごい量の文字、細かいコマ割り、人物や背景などの丁寧な描き込み。登場人物それぞれに主義主張があり台詞が膨大で、それらをちゃんと理解したい、余すところなく汲み取りたい…などと思いながら大切に読んでいたら、読破するのに2時間近く要しました。読後は様々な感情が頭の中をミチミチに支配し、大変心地良い疲労感を味わえたのですが、何よりも強く思うのは、花虎くん、絶対に幸せになってくれ…!の気持ち。
一人でもいい、パートナーと一緒にでもいい、友達とでもいい、猫とだっていい、とにかく絶対に幸せになってほしいと願わずにはいられない。花虎くんなりの幸せを手に入れてほしい。
カニさんから度々差し出されるハンカチから、さりげないけれど絶対に当たり前なんかじゃない、丁寧な優しさを感じられて、読者の心まで大切に手当てしてくれているような、そんな気持ちになります。
続きが待ち遠しいです。
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