このレビューはネタバレを含みます▼
迷っているのなら買ってください。読んでください。
ここまでの作品に私はこれから出会えるのかが心配になるほどに素晴らしい作品でした。ラストのシーンではどうとでも捉えられるような描かれ方で読み終わってもまだ続きがあるのではないかと期待してしまいます。後日譚はどんな意味で描かれたのか、穏やかにはじまる朝と残酷に終わる作品、食パンのイチゴジャムとピーナッツバターの色の対比、最初から描かれ続けた信じるべき太陽の光だけれどここには描かれていないこの2人の真っ黒な依存関係。本当に共依存していたのか、何が真実で何が嘘なのか、すごく気になり続けています。
※ここからはネタバレと個人の考察です。全て勝手に考えたものなので絶対にまちがっていると思います。
私の中で木場が刺されたのは何故なのかどうして木場だったのかそこが拭いきれませんでした。最初から犯人とされていたのは秋鷹でした。もし木場を刺した方が遺族だったなら最初から犯人とされていた秋鷹を真っ先に狙うはずです。なのに秋鷹は自分で生きるのを終わりにしようとするほど追い込まれるまで生きていました。では何故木場が真の犯人と分かり出所した途端、木場が狙われ刺されたのでしょう。何故木場の居場所が分かったのでしょう。何故あんなにも穏やかな明るい朝だったのでしょう。笑いかけてくださるほどとはどこのシーンなのでしょうここが見つけられないのが私の落ち度です。が、笑っていたなら秋鷹も同じです。
私の考えはここまでにしておきます。ここまで私のレビューを読んで頂けたなら幸いです。是非読んで貴方の考えを廻らせてください。きっと貴方なりの答えが見えてきます。そこからがきっと作品の真の面白さです。楽しみましょう。