ハンケチーフ持って、タイムマシーン待って、ラストシーン黙って、
」のレビュー

ハンケチーフ持って、タイムマシーン待って、ラストシーン黙って、

佐岸 左岸

んー…続きが気になります😊

ネタバレ
2026年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ネタバレしてます。

表紙が1色って素敵だなと思って読んでみたら、それぞれの人生が深く描かれているなと。。すごく気になる所で終わっていて、そのコマをしばらく見つめました。

花虎という名前も素敵で、自分で髪を切っているのか短くしようとした事もあったのかなと。だからあんなウルフカットみたいになっているのかな?と。花虎の髪の長さを見ていると、彼の最後の自尊心の様なものを感じ。ルームシェア友人永山には、謎のイライラを感じながらの読了でした。可児と蟹のセリフも良かったし、長台詞も多い中、流れるように読んでしまって、なんだか静かな映画を観ているようでした。

重い…と言ってしまったらそうなんだけど、みんな持ってそうな感情でもあるなと。
エゴサも親への仕送りも…ツラい幼少期も。永山との生活はなんとなく性行為の無い同棲生活の様に感じ。全負担自分で背負ったバイトもそうなんだけど、花虎の日常生活自体が自傷行為の様で。母親のコピペの人生の様な。鬱っぽいというか。毎晩眠る場所を探している様な…。そこから可児さんとのシーンはだからかほっこりでした。

読みながら遅い青春をしてるなと感じたりもして。親から貰えなかった安心感を探している様な花虎はどうなるんだろ…と。
永山さんも。なんだかんだで彼女はいるのに花虎の可児さんへの想いを心配する辺り、何役を演じてるんだろうなと思ったり。
地球が爆発しないかなとか、育てられないのに子を産むなとか。色々重い台詞が出てきますが、あぁあったなそんな感情と。頑張れーと思いました。言葉が難しいですが、送金しないと…という状況だからあの日常があり、その忙しさを理由にできるから、眠れないと悩まなくても良い。生きていける。
ハンカチがリボンの様に感じた花虎は可愛かったし、可児さんと手を繋いでいる様なハンカチも可愛かった。
不倫だったかもだけど、同性と恋をした経験があるから可児さんとも出逢えたのかなとか…色々と作中のあれこれを重ねながら読みました。その先に何があるのかを楽しみに✨
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