蟷螂の檻
」のレビュー

蟷螂の檻

彩景でりこ

闇とエロス

ネタバレ
2026年3月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやー大大大好きです!
世界観にどっぷりはまって一気に読んでしまいましたが読後は放心しましたね。
2人はどうなったんだろう。
なんせあの状況なんで死んでしまっているほうが現実的なんだろうけど、どこかでひっそりと寄り添って(依存し合って)生きていてほしい。
設定がまず、陰湿かつ耽美ですよね。
田舎の閉じられたお屋敷。蔵に入れられた義兄。相続問題。精神を患った母。
最初は蔵の魔性の義兄を憎みながらも惹かれ堕ちていく物語になるのかと思っていたら、まさかの義兄がキラキラ天使で!
独占欲の塊サイコパス使用人との下克上になるとは。そっちかと!嬉しい誤算でした。
子供の頃から精神的につけ入られ手なづけられて性の奴隷にされてしまっている。
なんて妖しいエロスがつまっているんでしょうか。
そしてエロが本当に豊かな描写でありとあらゆるシチュエーションの激しいエロが見れます。
表情が艶っぽいんですよね〜。
闇が深いですが、主人公の二人以外はそれぞれの幸せ?あるべき?な方向に進んだのかなと思います。
そして終わり方が意味深ですよね。
子供の頃は檻の外から蟷螂(義兄)を見た側だったのが、自分が檻の中の蟷螂になっていた。
でりこ先生素晴らしいです。
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