お憑かれさま、黒瀬くん【単行本版】
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お憑かれさま、黒瀬くん【単行本版】

たこまっちょ

幸せ純愛ラブストーリー

ネタバレ
2026年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 寡黙で一途で真面目に受けとの未来を考えてくれて真剣に受け溺愛な攻めが大好きなので、熟読中ずっと効いていました。何度目頭を抑えたことか。正直この、寡黙溺愛イケメン×憑霊体質の再会ラブという属性と物語だけでも充分なお話が一巻分できそうなのに、そこに前世や呪いなどの要素を詰め込みドラマチックにまとめて全二巻で読ませてくださっているのが、ありがたすぎます。苦しみも愛しさも倍増。
全ての要素について語ると尺が足りないので、自分的萌えポイントの幼なじみについて語ります。再会系幼なじみの何がいいって、昔と今のギャップなんすわ。本作で言うと、幼い頃の二人の純粋で、かつお互いの原点となるようなやり取り。からの再会してからの、少し距離を取りたい結真さんと、クールに押しまくる叶糸さん。空白の期間によってできた温度差が縮まっていき、最後はお互い激アツになるっつうのが、整うんです。本作では、結真さんと叶糸さん、お互いがお互いの光であるところも感動点で、更に温度上げてくれましたね。ちなみに光と闇、太陽と月、など、二人が対照になる属性の場合は、湿度が上がる可能性があります(いらない注釈)。読者的にはやっぱり、二人のピュアな可愛さも、ラブイチャな可愛さも浴びたいわけですから、幼なじみってありがたいなって。あと何年経っても変わらない思いを抱いてくれてるのは、思いの真剣さが伝わるので、そこも好感度ポイントです。叶糸さん、本当にありがとう。貴方の強さが全ての読者と結真さん、前世の方々、ひいては世界を救いました。結真さん、本当にありがとう。貴方の優しさが全ての読者と叶糸さん、ひいては世界を救いました。
画力が凄まじくて、毎分毎秒、ページを捲る度、絵画展に来たのかと思うほどだった点も、読書体験の満足度に貢献していました。かといって焦点が分かりにくくなるほど描きこまれているわけではなく、ちょうどいい加減の画力の爆発具合。絵は綺麗ですが、肉々しい感じ?生々しい感じ?ではないので、汁や肉をBLに求める方には少し物足りないかなと思います。全てを純愛に振り切っている作品でした。
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