恋をするならひれ伏して
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恋をするならひれ伏して

ハルモト紺

夢のチケット、続編に歓喜

2026年3月14日
夢の世界、現実に疲れた自分を逃避させることができる、そう、良質なBLさえあれば…。
ハルモト先生は自分のようなこんな中年もプリンセスにしてくれるのだ。
日々満員電車に揺られてくたびれている自分に届いた招待状(電子購入)でいざ、夢の舞台へ…。

きちんとアイロンをかけたシャツとスーツに身を包んだ2人がとにかく美しく、社交会の会場に紛れ込んだような錯覚に陥る。
奇をてらわず、丁寧に物語を紡ぎ、お互いの想いをぶつけたところで終焉へ向かう。
美人とイケメンで眼福ということに加え、2人の熱に当てられたのか、半透明でほぼ機能していない神修正にも大満足。
何でこんな素晴らしいチケットを読まずに積んでいたのだ、バカ者!
ああ、夢よ終わらないでくれ、まだ踊れていないんだ…。

しかし現実は残酷である。
舞台が終わりページを閉じた途端、目を覚ますと自分は相変わらずの中年。
満員電車に揺られ、夢の余韻で頭がいっぱいのまま、コンビニで買った唐揚げを頬張りビールで流し込む(身体に悪いと思いつつもやめられない)。

ああ腰が痛い、などと思いレビューを拝見していたら、続編!?
先生はまた夢のチケットを用意してくださるのか。
次は踊れるように唐揚げは止めて待機します。
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