悪役令息、好きな人を金で買う
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悪役令息、好きな人を金で買う

宍戸まめぞう

全面悪役令息なのに〜!超新感覚!!

ネタバレ
2026年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふらふら〜っとしてたら、そこの角でガツンと正面衝突し衝撃的な出会いをした者です。

悪どい笑み、大人しく従順そうな女性をホールド、お札が飛び交う中でのこのタイトル!どんだけ金にモノを言わせてんだ!と刷り込ませといてからの裏切りの数々!

悪役令息こと金木令(かねきれい)←実はかなぎれいでした汗)というだけあってホワイト勤務のお坊ちゃん。父の会社を継ぐべく社長補佐&部長というポストで日々勉強中。
ストーリーもSNSで話題になっていたというだけあって、テンポ良くサクサク読めちゃいます。
かと言って軽すぎず、むしろ激重!とにかく終始意外性にしてやられるのと、ニヤニヤから思わず声にだして吹きそうになるシーンがあると思えば、ジーンとくる場面もあったりしてバランスの配合が絶妙!慣れてくるとある程度パターン化してきてマンネリ感が出てきそうな所、全くその気配を感じることなく2巻までノンストップでした!
この先ネタバレです!
親の借金返済の為とはいえ、令の言いなりで貴方の意思は??無謀なのか思い切りがいいのか常に肝が座りすぎてて、令が慌てて営業先を斡旋してしまうほどの天然ヒロイン。
裏表なく誰にでも平等に接する聖母の様なほんわかした犀良が非常に掴みどころがなく、令に対してどう思ってるの?という点においても、しっかりアンサーが用意してあって楽しめました!一緒にいる濃密な時間の中で見せるふとした仕草がキラキラで悶絶してる令にも見応えあり♡

特に金木両親との初顔合わせでは、父の性格を早々見破り…似た者親子(笑)令だけでなく両親の外堀囲い込み作戦にも動じないメンタルの強さ!凄すぎ!
また、愛情表現が屈折する余りグッとこらえる真一文字のトレードマークも可愛いんだなぁ。
そんな2人の本音を知る読者(自分)が常に情緒を揺さぶられながら2巻では、幼馴染という強力な当て馬くんの登場に、自らの立ち位置すら揺らいじゃってるし…はぁ〜不器用の度が過ぎて色々と愛すべきキャラ!!そこんとこ犀良も判ってきてて、手綱を引く日も近いかも。悪役令息の本性を知れば知るほど沼にハマって、1巻を超える面白さでした!出来るなら同じ職場で1モブ社員として影で温かく見守っていきたい所存です!
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