恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。
」のレビュー

恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

永野水貴/とよた瑣織

続きと結末が愉しみで仕方ない

ネタバレ
2026年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 8巻まで読みましたが、続きが愉しみで愉しみで仕方ない。心情と情景の描写がとても繊細で、グイグイと物語に引き込まれます。不遇を耐えてきた主人公には心穏やかな幸せに包まれてほしい。
8巻末で道具を介しながらも魔法を取り戻した主人公が異界から転移してきた魔物に対峙するその時。もしかしたら、療養として領地へ戻る道中にある妹を救うことになるかも?妹の夫である、自身を異界へと送った初恋のあの男にも再会するかも?魔物と対峙する主人公を助けるために、城の塔に軟禁されている最中の彼が転移で主人公の元へ駆けつけ、そこで主人公と見える己の両親と相対することになるのかも?
なんて展開を期待したりもしています。
主人公の犠牲の上に己の家庭の幸せが成り立っていたと知ったとき、妹と、彼を含むその妹の3人の子供たちは、主人公を異界へ送った夫であり父である男に何を思うのか。男自身も、何を思いどうなっていくのか。物語として、妹一家のそれぞれの想いや行方も無視されるはずはないと期待しつつ、当然関心が募るところです。
あ、彼には様々な事態を乗り越えて主人公を幸せにしてほしいですけれどね、当然。
どうかどうか、主人公と彼が結ばれ穏やかな生活を手にできますように。
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