STAYGOLD それから。
」のレビュー

STAYGOLD それから。

秀良子

自分の気持ちの確認

2026年4月28日
日高とコウ編⋯だからタイトルに『〜〜それから。』が付いてるんですね。

感想としては・・・ゲイの生きる道は大変。特に相手がノンケの場合。
それと日高、コウのお互いの気持ちの確認作業?みたいなストーリーかな?

日高はゲイ、だからノンケのコウと一生、交わる事は無いと思ってたのに大学生の時に酔い潰れて、つい本音が⋯。そこから夢にまで見たコウとの身体と身体の繋がり。でも結局はコウは異性愛者。
やっぱり「ごめん⋯」で終わる。だから『好き』の気持ちに完全に蓋をしてシャットダウン。

コウは、自分が異性愛者だから日高の事を想う「(一番、気の合う親友の)好き」と「(触れたいと想うぐらいの)好き」の違いが何年経っても分からない。でも自分は異性愛者だから後者では無いと思ってる。信じてる。
⋯と、こんな2人が社会人になって色んな経験をして、色んな想いを感じながら結局、最後に出した結論は?みたいなストーリーだと思うのですが⋯どうでしょう?

要するにコウが『女慣れ』してるのが一番の原因?
声を掛けるタイミング?どのタイミングでキスしたらイイのか?S○Xはしても恋人じゃないよ、と行動で示すのが上手かったり・・・分かり過ぎて、その時の女性の気持ちは分かってない。本当の『心からの好き』が分かってない事が日高の最初の失恋に繋がったような気がする。
まぁ散々、好き放題ヤリたい放題してきたから、本当の『心から好き』を知ったからには日高を大切にしてあげてね♡です。

しかし、本当に作者さんはエチシーンが濃厚な理由でも無く、シーンも4巻の中で1回しか無いのに、読み手を飽きさせないストーリーの上手さには脱帽です。(どんだけ上から目線、ごめんなさい)
強いて言えば「日高とコウ編」も「優士と駿人編」も想いが通じ合ってからを描いて欲しかったな〜〜。どちらも想いが通じ合ってからは作者さんが、それで満足して『終わり』になった感じが⋯読者としては、その先が見たいのが嬉しい事なのですが⋯力が尽きてしまった感が残念です。
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!