200m先の熱 分冊版
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200m先の熱 分冊版

桃森ミヨシ

平良は、紬の本心を写し出す鏡

ネタバレ
2026年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 平良との同棲によって、紬は男に囲われる生活ではなく自分の腕で自立していたいという価値観を自覚して行く。
平良がくれる経済的に何不自由なく贅沢に暮らせて男の帰りを待つ生活に、紬は魅力に感じない。経済的格差や価値観の相違でギクシャクしていた所に災害が起き、ようやくましものこれまでの献身や、自分のましもへの愛を自覚した。平良は、ましもと紬が最終的に結ばれるために、越えなければならない大きな壁だったのかも知れない。平良の存在がなければ、紬が自らましもを求める事はなかったから。隣人としての愛止まりだったと思う。破格の金持ちで才能あってイケメンで偉ぶらない、一見理想的な平良と紬がトントン拍子に付き合った事ましもにとっては絶望だったけど、平良との付き合いを通して紬は仕事で自立していたい価値観や、ましもがそれを支えてくれてた献身に気付けたから結果的にましもにとって良かったと思う。

それと、タワーマンション、分譲だとこんなに住民が働かなきゃいけないもの?管理会社の仕事では?多忙な富裕層も多く居住するのに、新聞作ったり、災害時に住民がヘトヘトになって自ら対処したりして驚き。マンション内に知り合いや人間関係を持ちたくない人だっているはずなのに。分譲だとこういうもの?恋愛模様は面白いが、管理組合の話やそのメンツを深掘りし過ぎるパートが長すぎて飛ばしてしまう。あのキャリア女性とか、物凄く長々とページを割いているが、興味ある人いないのでは?設定上必要だとしても、間伸びし過ぎて課金も増えるし、管理組合の話やそのメンツに関しては最小限にして頂きたいです。
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