茅島氏の優雅な生活
」のレビュー

茅島氏の優雅な生活

遠野春日/日高ショーコ

「…」コクリ 茅島氏ーーーーーー✨

ネタバレ
2026年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画はもう何年も読み返している好きな作品です。

冒頭のシーンは、庭師と茅島氏の関係が始まって暫く経ったある日の2人の会話。庭師が言っている嫌味や茅島氏の苛立ちが何なのかは、スピンオフ「夢のつづき」を読んでまた読み返した時に初めてこの2人…と思えました。漫画小説でも、この茅島氏の生態を知るのはとても難解です。

茅島氏は基本口を動かさず(喋らない)1番ツボったのはスイカに対する感想…「冷たくて、甘かった」(茅島氏ッ)こんな可愛い人いる?ってなって。茅島氏の周りの人が彼に何かしてあげたいと、祈る様な気持ちがめちゃくちゃ分かり。堪りません。

1番良かったのは沼に百合が咲いている所かなと。茅島氏は美しいものの中で育ったやんごとなき方。そんな彼の立ち振る舞いは能楽師の様なのかなと。無言の彼が初めて感情を出せたのは庭師を見た時(両親を亡くした悲しみを出せた)そして彼が初めて欲情を感じたのが、ビクスドールの様な美しい医師の聖司が乱暴されている所を見た時かなと(その欲情を忘れない内に庭師の元へ告白しに…抱かれに行った)茅島氏は何度か聖司に「生きているのか」と確認し触れる。キスもし合う(これは氏が美術品を美しいと触れているのと同じ事かと)聖司から得るものを自分の中へ。庭師の想いへと昇華させている様にも感じ。だから庭師がハッとする様な欲情した表情をする時もあるのかと。そんな茅島氏が聖司を友人と言うんですね。スピンオフで氏が聖司を見舞ったのは、本編で旅行に行ってきた写真を彼から見せてもらった時、恋人が一緒に写っていて。私は茅島氏は本物の彼を見たくなって行ったんじゃ?と。うふふでした。最後はこの美しい2人(受)の関係性が尊く。互いの恋人が絶対に見る事が出来ない2人だけの世界。お泊まりもしたりして。可愛いなと。

やんごとなき茅島氏付きのスタイリストは自宅に伺う。これは本当で。ある美容家の著書にあり。お顔を見てはいけない世界だと。その美容法は普通の美容ではなく弱酸性美容と。世界で日本だけにある。全ての薬品の知識美容技術をマスターした専属の美容家が茅島氏にもいらっしゃるのだろうと。また茶葉…医師会夫人宅はブレンド。茅島氏…ダージリン…ブレンドなんてしない。やんごとなき🥹(氏の生活を少しでも味わいたく、お茶請けクッキーを焼いたり夜はカクテルの代わりに梅酒…🥂堪能しました)
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